• 発売日:2025/08/05
  • 出版社:作品社
  • ISBN:9784867931042

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呪文の言語学

呪文の言語学

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商品説明
★作品社公式noteで「まえがき」公開中→「呪文の言語学 試し読み」で検索!

話題騒然の新感覚エッセイ、続々重版!!

■言語学者が「呪文」の力の秘密を暴いてしまった。これで呪文は権能を失う? 否! この本で呪文はその本来の力を取り戻すのだ。――鏡リュウジ氏(占星術研究家・翻訳家)
■遂に登場した「本物」の魔導書であり、さらに学術本でもルポルタージュでもあるという、まさに知的価値の聖三位一体!――マライ・メントライン氏(翻訳者・通訳者・エッセイスト)
■ページをめくる手が止まりませんでした。真面目なテーマですが、娯楽としても楽しく読める一冊です。――ラテン語さん氏(ラテン語研究者)


呪文もことばである。

ルーマニアには古い魔女文化がいまも残っているとされている――。東欧在住20年の言語学者が、魔女大国とも呼ばれるこの地の民間伝承や実体験をひもとき、“呪文の正体”に迫る。不思議でちょっと怖い呪文の世界をめぐる、まったく新しい言語学エッセイ。

◎附:「言語学者から魔女へのインタビュー」
◎カヴァー写真:スクリプカリウ落合安奈

〈ちちんぷいぷい〉、〈アブラカダブラ〉、〈ビビディ・バビディ・ブー〉……この世はさまざまな「呪文」で溢れている。(…)幼いころの私たちにとって身近なものであった呪文だけれども、そもそもあれは何だろうか。単なる語の羅列に過ぎないのだろうか。(…)本書では、(…)言語学者が「呪文という聖域」に片足を突っ込んで、先人たちの研究を足掛かりにさらに深いアプローチを試みる。――本書より

【目次】
まえがき
1 魔女
2 魔術
3 呪文
言語学者から魔女へのインタビュー 山田エリーザ
あとがき
注/参考文献/図版出典
目次
まえがき

1 魔女
100回ひゃっくりすると、ちぬの/あれから30年/ルーマニア留学/先生は魔女?/留学ないない/吸血鬼/トランシルバニアの呪われた森での儀式/魔女とキリスト教/魔女狩り/魔女の東西/キリスト教の東西/魔女大国ルーマニア/「魔女」と「魔女像」の落とし穴/キリスト教による魔術の禁止/ルーマニア正教会と魔女/魔術師の学校/ルーマニアの魔女

2 魔術
「魔術」の名称/「魔女」の名称/魔術の定義/ルーマニアの魔術/マナの魔術/雨乞いの儀式「パパルダ」/ルーマニア人の魔術におけるロマの役割/魔術の構成要素/魔術の構成要素①魔術の役者たち/魔術の構成要素②魔術行為者の性別/魔術の構成要素③詠唱条件

3 呪文
呪文の継承/魔術書と識字率/呪文の差異/呪文の「理解性」/「理解不能性」の心理/ルーマニアの意味のないことば/口調と復唱/沈黙という呪文/呪文の宛先/魔力発生源/神話的創造物/護符/呪文の効果/ことばと呪文/ことばによる類感魔術/呪文の類型分類/ことばと呪文の境目/呪文の最小単位/ぼくのかんがえたさいきょうのじゅもん

言語学者から魔女へのインタビュー 山田エリーザ
あとがき
注/参考文献/図版出典
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