動物の臓器や遺体を観察して病気を診断する、少し変わった動物のお医者さん「獣医病理医」。
イヌ、ネコ、ウシ、ゾウ、コアラ、パンダ、ペンギン、ヘビ、カエル、魚といった様々な動物の特徴的な体や病気の話を、動物の病気・死のエキスパートである著者ならではの視点で解説。
【本書のポイント】
●「ヘビの舌が二股なのは、口の中でにおいを嗅いでいるから」、「ヤギの瞳孔が横長の理由」、「ウマの足には中指しかない」、「パンダがひたすら笹を食べているのは、腸が短いから」、「サメの肉が食用に適さないのは、海水を飲まないから」、「カニが泡を吹くのは、呼吸が苦しいから」など、誰かに話したくなるディープな話題が満載の一冊。
●他ではなかなか知ることのできない、動物の臓器や病気、感染症の興味深い話題を紹介。
●人や動物の体の中の共通点や違い、また、それがどのように生態と結びついているかを知ることができ、生き物や命への理解が深まる。