序章 感染症を通して見る統治性と脱人間中心主義(澤野 美智子)
第Ⅰ部 感染症と統治性
第1章 遠くて近い死者たちのいる場所へ――COVID-19パンデミック初期のスリランカにおける強制火葬をめぐって(中村 沙絵)
第2章 戦時期日本におけるBCGワクチンの研究開発と〈傷〉の行方――「皮膚に穴を穿つ」経験の制度化にむけて(塩野 麻子)
第Ⅱ部 感染症をめぐる人間と非人間の関わり
第3章 免疫をめぐるエスノグラフィ――豚熱感染拡大下の養豚場における「内的イメージ」から考える(北川 真紀)
第4章 細胞とヒトと環境と溶け合うマラリア(加賀谷 渉)
第Ⅲ部 リスクと統治性の再考
第5章 変幻自在な「コロナ」――韓国の地方にあるクリニックにおけるCOVID-19のエスノグラフィ(澤野 美智子)
第6章 破局の中の前哨――フレデリック・ケックと備えの思想(小林 徹)