• 発売日:2025/02/01
  • 出版社:阿部出版
  • ISBN:9784872426366

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炎芸術No.161

炎芸術No.161

通常価格 2,750 円(税込)
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  • 発売日:2025/02/01
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商品説明
特集 井戸茶碗

朝鮮半島で作られた高麗茶碗の一つである「井戸茶碗」は、日本においては茶碗の最高峰とされ、武士や茶人をはじめ、多くの人に愛されてきたやきものである。大ぶりで豪快ながら、手にするとふわりと柔らかい。多くの伝世品に付けられた「銘」は、一つひとつが個性豊かであることを示している。しかし「井戸」という名称の由来や、朝鮮半島の陶工がどのような用途のために作ったのか、どのようにして日本にもたらされたのかなど、いまだ謎が多い。分からないがゆえに、現代の陶芸家たちは井戸茶碗に〝浪漫〟を抱き、推論を立てて自分自身の力で積み上げていく。本特集では、国宝《喜左衛門》をはじめ、日本に伝わった井戸の名碗、近年の韓国での窯跡研究を紹介する。長崎・対馬に生まれ育ち、何度も井戸の故郷である韓国に渡っている武末日臣、井戸に適した土を求めて兵庫・淡路島に移住した大前悟をはじめ、それぞれのやり方で井戸を探究する、現代作家たちの浪漫と足取りを追う。
目次
特集 井戸茶碗の浪漫



井戸茶碗の名品と歴史

井戸茶碗をめぐる謎―朝鮮時代・地方窯の発掘成果から

文・片山まび(東京藝術大学教授)



井戸茶碗の見所



武末日臣

「ケンチャナヨ」の井戸茶碗



大前 悟

淡路島の土から立ち上げる井戸茶碗



内村慎太郎、吉野桃李、通次 廣、今西公彦

川瀬隆一郎、伊藤明美、十六代坂倉新兵衛、菊池 克

盆出哲宣、盆出哲宣、鈴木大弓



対馬で生まれる井戸 武末日臣



淡路島で生まれる井戸 大前 悟



井戸を楽しむ さき田



市場で買える井戸





「古典と現代」高麗茶碗

中村康平

「思考の器」としての茶碗





フォーカス・アイ 今野朋子

〈流れ〉のなかで生み出す造形

文・裵 洙淨(滋賀県立陶芸の森 陶芸館学芸員)





期待の新人作家 白井 渚





現代工芸の作り手たち 第34回 漆芸 浅野絵莉

漆の層に情熱を込める

文・唐澤昌宏(国立工芸館館長)





時代でたどる日本の陶芸 第20回 平成時代~令和時代3

文・外舘和子(多摩美術大学教授)





展覧会スポットライト

人間国宝 加藤孝造 追悼展

文・立花 昭(岐阜県現代陶芸美術館学芸員)

2024/11/30~2025/3/16 岐阜県現代陶芸美術館



2024年度著名作家招聘事業×テーマ展

重松あゆみ展 Jomon Resonance―謎めくかたち、色の誘惑

文・マルテル坂本牧子(兵庫陶芸美術館学芸員)

2025/1/2~2/28 兵庫陶芸美術館



細川家の日本陶磁―河井寛次郎と茶道具コレクション―

文・佐々木英理子(永青文庫主任学芸員)

2025/1/11~4/13 永青文庫



茶碗 茶の湯にふれる

文・重根弘和(岡山県立博物館学芸員)

2025/1/31~3/16 岡山県立博物館





陶芸公募展レポート

第53回全陶展

文・黒田和哉(陶磁研究家)

2024/10/16~22 東京都美術館





工芸入門講座 陶と漆の技法 第9回(最終回) 銀練り漆

講師・菱田賢治





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