まえがき
第一章 昔話
1. 灰かぶりのマリ
2. ふたりのこぶ男
3. 白い雌鹿
4. 赤ずきん
5. ジャック爺さん
6. ジャンとジャネット
7. 半分のにわとり
8. 悪魔のしっぽ
第二章 民衆が好んだ伝説
1. メリュジーヌ伝説
2. エモンの四人の息子
3. 恐れを知らぬリシャール公
第三章 妖精物語の流行
1. シャルル・ペロー ―ロバの皮・眠れる森の美女・妖精たち
2. レリチエ嬢 ― 雄弁の魅力あるいは優しさの効果・ 利口なプリンセスあるいはフィネットの恋愛・リクダン・リクドン
3. ドーノワ夫人 ―白い猫・黄色い小人
4. ベルナール嬢 ―とさかあたまのリケ
5. ド・ラ・フォルス嬢 ―ペルシネット
6. シュヴァリエ・ド・マイイ ―魔法王
7. フェヌロン ―フロリーズの話・アルファルート王とカリフィールの話・
8. ルプランス・ド・ボーモン夫人 ―美女と野獣
第四章 「妖精物語」以降のファンタジー
1. セギュール夫人 ―小さな灰色のネズミ
2. ジョルジュ・サンド ―少女ファデット
3. アルフォンス・ドーデ ―星
4. アナトール・フランス ―聖母の軽業師
5. レオポルド・ショヴォー ―子どもを食べた大きな木の話
6. マルセル・エメ ―オオカミ
7. アンリ・ボスコ ―少年と川
8. サン=テグジュペリ ―星の王子サマ
9. ピエール・グリパリ ―蛇口の妖精
あとがき・参考文献