はじめに 公文書をアーカイブとして正しく残す
1 国と地方公共団体の公文書
国の公文書と国立公文書館
鳥取県公文書館の理念とその制度整備
板橋区公文書館の公文書移管と公開
2 さまざまな資料をアーカイブする
暮らしの中のアーカイブ
資料のかたちはいろいろ
*コラム*私のファミリーストーリー
3 21世紀のアーカイブの潮流
日本に紹介されたアーカイブ
アーカイブ(ズ)の登場
デジタル・アーカイブ
二一世紀のアーカイブ潮流
アーカイブ、残すということ
むすび これからのアーカイブにむけて
付録「アーカイブ」定義集成
4 アーカイブを維持する修復技術
日本の古文書に見られる劣化症状とは?
紙資料の修復技術ってどんなもの?
まずは健康診断してから処置方針を決める
じつは近現代の記録史料が危ない!
出土した一五〇年前の炭化アーカイブを救う!
バチカンでも活用される日本の古文書修復違法
あらためて日本の文書修復について考えること
*コラム*世界のアーカイブ修復現場から
5 科学技術・国際機関のアーカイブ
セルン施設とアーカイブ
仁科記念財団、仁科芳雄記念室の見学レポート
国際連盟に届いた日本の国連脱退の電報
*コラム*国連高等弁務官事務所でアーカイブを守る人々
おわりにーこれからのアーカイブに向けて