- 発売日:2024/10/30
- 出版社:アトリエサード
- ISBN:9784883755363
目次
■巻頭ヴィジュアル
◎田中流ほか「ニンギョウモドキ」〜人でないものになる。
◎村上仁美〜魂の器としての「陶」の身体
◎清水真理〜モノのように消費され散っていった少女たち
◎FREAKS CIRCUS〜夢の中を漂う人形
◎くらげ〜ヒトガタに映された情念のうごめき
◎村田兼一〜リボンで結ばれ、より人形的に
◎キムラアサギ/雨あかり〜ひっそり息づく異形たち
◎映画「動物界」〜動物に変異する奇病とどう対峙するか
◎ストロベリーソングオーケストラ〜虚実の狭間に誘い込む「影」
■まえがき●沙月樹京
■人でなしのススメ●八本正幸
■夢見るAIロボット、または人間のあいまいな欲望〜「鉄腕アトム」「A.I.」から初音ミク、「her/世界でひとつの彼女」まで●浦野玲子
■アンドロイドは魂の夢を見るか?●鈴木一也
■超人、ロボット、ユートピア、優生思想〜貴司山治と1920年代シミュラークル●高槻真樹
■人形というシミュラークルがあぶり出すもの〜マネキン映画からラブドール映画、「空気人形」まで●浅尾典彦
■蠱惑と哀しみに彩られた草花の幻想奇譚●馬場紀衣
■日本で伝承されてきた鬼の正体とは●橋本純
■人面獣心の証明〜狐・狸・貉・そして…●阿澄森羅
■いつもそばにいる〜水木しげるのマジックリアリズム●本橋牛乳
■似我蜂(ジガバチ)に育てられる青虫〜佐藤史生「塵の天使」に寄す●宮野由梨香
■スケープゴートとしての変身ヒーロー〜『仮面ライダー龍騎』●壱岐津礼
■ゆかいな隣人たち〜藤子・F・不二雄の生んだふしぎなキャラの数々●日原雄一
■自分のコピーを前にしても「自分」であるために●水波流
■半身半蛇のラミアに仮託して語り継がれた恐怖●相良つつじ
■人間以上のものになる強い願望の実践者たち〜加速する全身身体改造●ケロッピー前田
■《小説》 おしゃべりな影●最合のぼる
■《コミック》 「とらおむの樹 04」●eat
■四方山幻影話60●写真・文:堀江ケニー
■一コマ漫画●岸田尚
■辛しみと優しみ57●人形・文=与偶
■三浦悦子の世界〈34〉[曼珠沙華]●三浦悦子
■立体画家 はが いちようの世界46〜散髪屋チャーリー●はが いちよう
■REVIEW
◎本広克行監督「亜人」/ジョーダン・ピール監督「アス」●梟木
◎松岡佳世「ハンス・ベルメール〜身体イメージの解剖学」/四谷シモン「人形作家」ほか●市川純
◎立川談志「権兵衛狸」●日原雄一
◎澁澤龍彦「犬狼都市」●並木誠
◎ニール・ブロムカンプ監督「第9地区」●さえ
◎エリック・ガルシア「さらば、愛しき鉤爪」/ゆでたまご「キン肉マン」●本橋牛乳
◎室井光広「おどるでく〜猫又伝奇集」●岡和田晃
■TH RECOMMENDATION
◎「ヴェネチア・ビエンナーレ2024」レポート〜未来を予見する大規模展、企画展は先住民&グローバルサウスを総覧!●ケロッピー前田
◎ジビエとアート〜館山でのアライグマ解体体験と、駆除した動物の骨を使ったオブジェ展●志賀信夫
◎「真珠子の壁―龍の背に乗って―」〜フレスコ画やアズレージョなど、多彩な手法で描かれる奔放な世界
◎七菜乃写真展〜ジョージアでの出会いで生まれたヌード写真
◎稲垣征次個展「いつだって光があれば」〜肉体の美しさは、希望の光
◎「D is for Decadence Maki Kusumoto 40th anniversary 1984-2024」〜楠本まきデビュー40周年を記念
◎陰翳逍遥56〜「ゲバルト:制度の暴力に対する抵抗の変遷」、追悼のために/中嶋夏・唐十郎・友成純一・細江英公●志賀信夫
■TH FLEA MARKET
◎カノウナ・メ〜可能な限り、この眼で探求いたします/第57回 実録・戦争と令和●加納星也
◎よりぬき[中国語圏]映画日記/王童『台湾近代史三部作』+『海を見つめる日々』の女性たち●小林美恵子
◎ダンス評[2024年7月〜9月]/タンツテアターとポストモダン〜ガブリエラ・カリーソ、皆藤千香子、アナ・リタ・テオドーロ、ジョアン・ドス・サントス・マルティンス●志賀信夫
◎「コミック・アニメ・ゲーム」×ステージ評/イケメン戦国THE STAGE、暁のヨナ、キミゼロ、ヘタリア●高浩美
◎2024年ベルリン身体改造国際会議BMXネット〜モドゥコン25周年と縄文タトゥーで盛り上がる●ケロッピー前田
◎ガルシアの首 Bring Me the Head of Alfredo Garcia●釣崎清隆
◎「天才は狂気なり」という学説を唱え、犯罪人類学を創始した奇矯な精神病理学者チェーザレ・ロンブローゾの思想とその系譜〈54〉●村上裕徳
◎山野浩一とその時代(29)/山野理論を享けた田中隆一による「未来学」批判●岡和田晃
◎弦巻稲荷日記/さまざまな課題を積み残しながら次を続ける●いわためぐみ
◎オペラなどイラストレビュー●三五千波
◎東京の流刑地8〜日本のアンドロイドは瀬川丑松の夢を見るか?●大黒堂ミロ
◎TH特選品レビュー
■表紙=「ニンギョウモドキ」より/写真:田中流、モデル:紅日毬子、人形:木村龍
◎田中流ほか「ニンギョウモドキ」〜人でないものになる。
◎村上仁美〜魂の器としての「陶」の身体
◎清水真理〜モノのように消費され散っていった少女たち
◎FREAKS CIRCUS〜夢の中を漂う人形
◎くらげ〜ヒトガタに映された情念のうごめき
◎村田兼一〜リボンで結ばれ、より人形的に
◎キムラアサギ/雨あかり〜ひっそり息づく異形たち
◎映画「動物界」〜動物に変異する奇病とどう対峙するか
◎ストロベリーソングオーケストラ〜虚実の狭間に誘い込む「影」
■まえがき●沙月樹京
■人でなしのススメ●八本正幸
■夢見るAIロボット、または人間のあいまいな欲望〜「鉄腕アトム」「A.I.」から初音ミク、「her/世界でひとつの彼女」まで●浦野玲子
■アンドロイドは魂の夢を見るか?●鈴木一也
■超人、ロボット、ユートピア、優生思想〜貴司山治と1920年代シミュラークル●高槻真樹
■人形というシミュラークルがあぶり出すもの〜マネキン映画からラブドール映画、「空気人形」まで●浅尾典彦
■蠱惑と哀しみに彩られた草花の幻想奇譚●馬場紀衣
■日本で伝承されてきた鬼の正体とは●橋本純
■人面獣心の証明〜狐・狸・貉・そして…●阿澄森羅
■いつもそばにいる〜水木しげるのマジックリアリズム●本橋牛乳
■似我蜂(ジガバチ)に育てられる青虫〜佐藤史生「塵の天使」に寄す●宮野由梨香
■スケープゴートとしての変身ヒーロー〜『仮面ライダー龍騎』●壱岐津礼
■ゆかいな隣人たち〜藤子・F・不二雄の生んだふしぎなキャラの数々●日原雄一
■自分のコピーを前にしても「自分」であるために●水波流
■半身半蛇のラミアに仮託して語り継がれた恐怖●相良つつじ
■人間以上のものになる強い願望の実践者たち〜加速する全身身体改造●ケロッピー前田
■《小説》 おしゃべりな影●最合のぼる
■《コミック》 「とらおむの樹 04」●eat
■四方山幻影話60●写真・文:堀江ケニー
■一コマ漫画●岸田尚
■辛しみと優しみ57●人形・文=与偶
■三浦悦子の世界〈34〉[曼珠沙華]●三浦悦子
■立体画家 はが いちようの世界46〜散髪屋チャーリー●はが いちよう
■REVIEW
◎本広克行監督「亜人」/ジョーダン・ピール監督「アス」●梟木
◎松岡佳世「ハンス・ベルメール〜身体イメージの解剖学」/四谷シモン「人形作家」ほか●市川純
◎立川談志「権兵衛狸」●日原雄一
◎澁澤龍彦「犬狼都市」●並木誠
◎ニール・ブロムカンプ監督「第9地区」●さえ
◎エリック・ガルシア「さらば、愛しき鉤爪」/ゆでたまご「キン肉マン」●本橋牛乳
◎室井光広「おどるでく〜猫又伝奇集」●岡和田晃
■TH RECOMMENDATION
◎「ヴェネチア・ビエンナーレ2024」レポート〜未来を予見する大規模展、企画展は先住民&グローバルサウスを総覧!●ケロッピー前田
◎ジビエとアート〜館山でのアライグマ解体体験と、駆除した動物の骨を使ったオブジェ展●志賀信夫
◎「真珠子の壁―龍の背に乗って―」〜フレスコ画やアズレージョなど、多彩な手法で描かれる奔放な世界
◎七菜乃写真展〜ジョージアでの出会いで生まれたヌード写真
◎稲垣征次個展「いつだって光があれば」〜肉体の美しさは、希望の光
◎「D is for Decadence Maki Kusumoto 40th anniversary 1984-2024」〜楠本まきデビュー40周年を記念
◎陰翳逍遥56〜「ゲバルト:制度の暴力に対する抵抗の変遷」、追悼のために/中嶋夏・唐十郎・友成純一・細江英公●志賀信夫
■TH FLEA MARKET
◎カノウナ・メ〜可能な限り、この眼で探求いたします/第57回 実録・戦争と令和●加納星也
◎よりぬき[中国語圏]映画日記/王童『台湾近代史三部作』+『海を見つめる日々』の女性たち●小林美恵子
◎ダンス評[2024年7月〜9月]/タンツテアターとポストモダン〜ガブリエラ・カリーソ、皆藤千香子、アナ・リタ・テオドーロ、ジョアン・ドス・サントス・マルティンス●志賀信夫
◎「コミック・アニメ・ゲーム」×ステージ評/イケメン戦国THE STAGE、暁のヨナ、キミゼロ、ヘタリア●高浩美
◎2024年ベルリン身体改造国際会議BMXネット〜モドゥコン25周年と縄文タトゥーで盛り上がる●ケロッピー前田
◎ガルシアの首 Bring Me the Head of Alfredo Garcia●釣崎清隆
◎「天才は狂気なり」という学説を唱え、犯罪人類学を創始した奇矯な精神病理学者チェーザレ・ロンブローゾの思想とその系譜〈54〉●村上裕徳
◎山野浩一とその時代(29)/山野理論を享けた田中隆一による「未来学」批判●岡和田晃
◎弦巻稲荷日記/さまざまな課題を積み残しながら次を続ける●いわためぐみ
◎オペラなどイラストレビュー●三五千波
◎東京の流刑地8〜日本のアンドロイドは瀬川丑松の夢を見るか?●大黒堂ミロ
◎TH特選品レビュー
■表紙=「ニンギョウモドキ」より/写真:田中流、モデル:紅日毬子、人形:木村龍
