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発売日:2024/08/14
出版社:
展望社
ISBN:9784885464478
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漱石思うがまま
漱石思うがまま
北脇 洋子
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本好きに人気の書籍『八十五歳の読居録』の著者、北脇洋子が思うがままに綴った漱石の評伝著者あとがきより漱石についての評論はおびただしく出版されているので、漱石研究者でもない私が今更もっともらしく論じるつもりはないのですが、何故執筆したのかといえば、漱石の作品を読んで人並みに感想を書いてみたいと思...
商品説明
本好きに人気の書籍『八十五歳の読居録』の著者、北脇洋子が思うがままに綴った漱石の評伝
著者あとがきより
漱石についての評論はおびただしく出版されているので、漱石研究者でもない私が今更もっともらしく論じるつもりはないのですが、何故執筆したのかといえば、漱石の作品を読んで人並みに感想を書いてみたいと思って書き始めると、感想というより評論じみてきたのです。
それで参考文献などを調べているうちに、研究論文などを別にすると、ほとんどの評者が男性であって、女性は漱石が書きづらいのだろうかと思いました。そこで女性である私は書き辛いかどうか試しに挑戦してみることにしました。それで書いていると作中の女性がみな「よく書いてくださってありがとう。誰が一番魅力的でしたか?」と笑っている声が聞こえるのでした。
目次
第一章 青春の漱石 一 大学時代 (一) 大学予備門に入学 (二) 正岡子規と知り合う ――『七草集』と『木屑録』 (三) 帝国大学英文学科に入学 (四) 『哲学雑誌』の編集に携わる (五) 漱石の大学院進学と子規の『小日本』 二 漱石の都落ち (一) 失恋と放浪 (二) 松山の漱石と子規 (...
目次
第一章 青春の漱石
一 大学時代
(一) 大学予備門に入学
(二) 正岡子規と知り合う ――『七草集』と『木屑録』
(三) 帝国大学英文学科に入学
(四) 『哲学雑誌』の編集に携わる
(五) 漱石の大学院進学と子規の『小日本』
二 漱石の都落ち
(一) 失恋と放浪
(二) 松山の漱石と子規
(三) 五高時代 ―― 結婚・山川信次郎と小天温泉
第二章 英国留学
一 倫敦消息
二 池田菊苗の影響 ―― 文学論執筆
三 子規 最後の手紙
四 浅井忠との数日
第三章 帰国後の漱石
一 一高・帝国大学の教職につく
二 大学時代の旧友たち
三 英語試験委員を辞退
四 水彩画を描く
(一) 明治三十年代の水彩画ブーム
(二) 絵葉書を描く
第四章 明治三十九年の漱石
一 創作意欲の高まり ―― 短期間に多作
二 三十九年の代表作
(一) 『吾輩は猫である』
(二) 『坊っちゃん』
(三) 『草枕』
(四) 『野分』
三 木曜会と漱石の書
(一) 『煤煙』の森田草平
(二) 『千鳥』の鈴木三重吉
(三) 『文学論』に悩む中川芳太郎
(四) 「漱石神社の神主」小宮豊隆
(五) 日米決戦を叫ぶ赤木桁平(池崎忠孝)
(六) 漱石の書簡
第五章 学者から作家へ
一 朝日新聞入社
二 『虞美人草』 ―― 入社後の最初の小説
三 『三四郎』
(一) 列車の三四郎と鬚男
(二) 野々宮宗八と池の端の女
(三) 選科生佐々木与次郎と「偉大な暗闇」
(四) 美禰子の羊の絵はがき
(五) 広田先生の自己本位
(六) 美禰子との別れ
四 修善寺の大患
第六章 後期三部作
一 『彼岸過迄』
二 『行人』
三 『心』
四 後期三部作の特色
五 『心』の自費出版とデザイン
第七章 青春の楠緒と晩年の磯田多佳
一 大塚楠緒
二 祇園の磯田多佳
第八章 漱石と鷗外
一 鷗外と漱石の留学経験の差異
二 権威に反駁する鷗外と漱石
(一) ナウマンに反駁する鷗外
(二) 親友原田直次郎を擁護する鷗外
(三) 博士号を拒否する漱石
(四) 文芸委員会をめぐる漱石と鷗外
三 鷗外の黄禍論
四 互いの作品から刺激をうけた二人
五 鷗外の歴史小説
六 時代への関心
(一) 漱石の焦り ―― 国民の疲弊・政治の無能
(二) ジャーナリスト鷗外
あとがき
参考文献
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