- 発売日:2025/07/24
- 出版社:西田書店
- ISBN:9784888667043
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イラストレーションにおける〈異型〉のイメージ作りのための方法試論
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商品説明
筆者はグラフィックデザインを領域とし、イラストレーションを視覚的な情報伝達手法の中核に据え、顧客向けのデザインおよび自発的な制作活動を行っている。その作品においては〈非現実的な生体デザイン〉を主たる要素として用いている。ここでいう〈非現実的な生体デザイン〉とは、人間や動物などの一般的に認識されている形体を基に、通常の〈型〉から逸脱した形体を有するデザインを指す。この論文で筆者はこれを〈異型/いけい〉という言葉で表す。本論文は〈異型〉のデザインを用いた情報伝達イラストレーションの有用な制作手法論として自作論を位置づけることを目的とする。
目次
序章7
1. 研究の目的と背景7
2. 各章の構成、研究方法11
第1章 研究対象及び領域の確認14
1. 〈異型〉の語の定義14
2. 日本の大衆向け印刷メディアの始まり15
3. 〈異型〉のデザインの萌芽としての江戸後期の事例18
(1)鯰絵19
(2)異類合戦絵26
第2章 明治から平成(現在)までの〈異型〉を用いた作家研究30
1. 明治・大正の作家研究30
(1)作家研究:小林清親31
a. 作品分析:《眼を廻す器械》32
b. 作品分析:《亜西亜の貝産物》36
(2)作家研究:北沢楽天39
a. 作品分析:《国民木の立枯》39
b. 作品分析:《内閣の妖怪面》43
(3)作家研究:小川治平45
a. 作品分析:《燃上る勞働者の火》46
b. 作品分析:《ヒョットコの後ろでオカメが先刻からお待ち兼ね》
49
2. 昭和・平成の作家研究51
(1)作家研究:近藤日出造52
a. 作品分析:《あゝ眼クソ鼻クソ》52
b. 作品分析:《自共党首会談》55
(2)作家研究:辰巳四郎58
a. 作品分析:朝日ジャーナル第14巻第13号掲載『派兵』挿絵58
b. 作品分析:朝日ジャーナル第14巻第20号掲載『派兵』挿絵62
(3)作家研究:U.G.サトー64
a. 作品分析:新書『しなやかに生きてる人の習慣術』の表紙画64
b. 作品分析:ポスター《人形劇フェスティバル》67
第3章 〈異型〉の外観と作家の制作姿勢との関連性73
1. 〈異型〉の二つのタイプ73
2. 辰巳四郎の特異性 作品《負け犬》模写を通した分析75
3. 辰巳四郎とU.G.サトーの比較による制作姿勢の考察82
第4章 自作研究84
1. シュルレアリスムからの影響85
(1)影響1:非現実への志向85
(2)影響2:想像力を遊ばせる描画姿勢86
2. 初期の試行的描画(2009~2011)89
(1)初期の試行内容と現れたイメージ89
(2)得られた知見91
3. 描画方法とモチーフの固定化(2012~2014)95
(1)色彩と統一感の課題解決95
(2)イメージのグラフィックデザインへの展開98
(3)デジタルデータによる描画への移行100
4. 現在の〈異型〉試作手法(2014以降)102
(1)試作《Illustration sources Vol.4―No.298》の制作手順103
(2)試作《Illustration sources Vol.4―No.299》の制作手順110
(3)ボキャブラリーとしての〈異型〉のイメージ118
5. 生物表現としての〈異型〉のコミュニケーション作用124
結論131
あとがき143
1. 研究の目的と背景7
2. 各章の構成、研究方法11
第1章 研究対象及び領域の確認14
1. 〈異型〉の語の定義14
2. 日本の大衆向け印刷メディアの始まり15
3. 〈異型〉のデザインの萌芽としての江戸後期の事例18
(1)鯰絵19
(2)異類合戦絵26
第2章 明治から平成(現在)までの〈異型〉を用いた作家研究30
1. 明治・大正の作家研究30
(1)作家研究:小林清親31
a. 作品分析:《眼を廻す器械》32
b. 作品分析:《亜西亜の貝産物》36
(2)作家研究:北沢楽天39
a. 作品分析:《国民木の立枯》39
b. 作品分析:《内閣の妖怪面》43
(3)作家研究:小川治平45
a. 作品分析:《燃上る勞働者の火》46
b. 作品分析:《ヒョットコの後ろでオカメが先刻からお待ち兼ね》
49
2. 昭和・平成の作家研究51
(1)作家研究:近藤日出造52
a. 作品分析:《あゝ眼クソ鼻クソ》52
b. 作品分析:《自共党首会談》55
(2)作家研究:辰巳四郎58
a. 作品分析:朝日ジャーナル第14巻第13号掲載『派兵』挿絵58
b. 作品分析:朝日ジャーナル第14巻第20号掲載『派兵』挿絵62
(3)作家研究:U.G.サトー64
a. 作品分析:新書『しなやかに生きてる人の習慣術』の表紙画64
b. 作品分析:ポスター《人形劇フェスティバル》67
第3章 〈異型〉の外観と作家の制作姿勢との関連性73
1. 〈異型〉の二つのタイプ73
2. 辰巳四郎の特異性 作品《負け犬》模写を通した分析75
3. 辰巳四郎とU.G.サトーの比較による制作姿勢の考察82
第4章 自作研究84
1. シュルレアリスムからの影響85
(1)影響1:非現実への志向85
(2)影響2:想像力を遊ばせる描画姿勢86
2. 初期の試行的描画(2009~2011)89
(1)初期の試行内容と現れたイメージ89
(2)得られた知見91
3. 描画方法とモチーフの固定化(2012~2014)95
(1)色彩と統一感の課題解決95
(2)イメージのグラフィックデザインへの展開98
(3)デジタルデータによる描画への移行100
4. 現在の〈異型〉試作手法(2014以降)102
(1)試作《Illustration sources Vol.4―No.298》の制作手順103
(2)試作《Illustration sources Vol.4―No.299》の制作手順110
(3)ボキャブラリーとしての〈異型〉のイメージ118
5. 生物表現としての〈異型〉のコミュニケーション作用124
結論131
あとがき143
イラストレーションにおける〈異型〉のイメージ作りのための方法試論
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