『翻訳出版の手引き』が14年ぶりに改訂されました。
「海外の書籍を日本語で翻訳出版する場合の手引き」です。
翻訳書の情報はどのように得るか、目的とする書籍の原著作権は誰がもっているか、その国との条約上の関係、契約の交渉、など、翻訳出版の基礎的な知識とノウハウを出版社側からまとめた1冊。
関連する著作権法、翻訳権使用契約の実際(オプションからオファーへ、ロイヤルティ等)、契約に際しての留意点(単純許諾・排他的許諾、頒布地域)等、重要項目についてコンパクトに解説しました。翻訳出版に関するよくある疑問についてQ&A形式で詳述。英語版契約書(対日本語訳)・解説付き。
日本の著作物が海外で外国語版出版される場合については、本書の姉妹編である「外国語版・国際共同出版マニュアル」を参照。
目次
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はじめに
Ⅰ 情報をいかにして得るか
Ⅱ 翻訳権の有無を調べる
1. 原書を入手する
2. 著作権は誰が持っているのか
3. その国との条約関係は
① ベルヌ条約加盟国
② WIPO著作権条約
③ 万国著作権条約加盟国
④ 無条約国
⑤ WTO(世界貿易機関)加盟国
4. 保護期間の原則
5. 保護期間の特例
① 翻訳権10年留保
② 翻訳権の7年強制許諾
③ 戦時加算
6. アメリカの著作物の場合
Ⅲ エージェントについて
1. エージェントの役割
2. 国内エージェントの特徴
3. 直接契約と間接契約のちがい
Ⅳ 翻訳権使用契約について
1. 契約の実際
① オプションからオファーへ
② ロイヤルティとアドヴァンス
2. 契約に際しての留意点
① 単純許諾と排他的許諾
② ハードカバー版とペーパーバック版
③ 挿絵、口絵、写真など
④ 契約の存続期間
⑤ 改訂版等の優先権
⑥ 副次権
⑦ 使用料の源泉課税
⑧ 翻訳書の頒布地域
⑨ 翻訳者の選定など
Ⅴ 契約書の見方
Ⅵ 契約後に注意すべきこと
① 出版の期限
② 翻訳者との出版契約
③ ロイヤルティの支払い
④ Cの表示の仕方
⑤ 寄贈部数
Ⅶ Q&A
〔付録1〕著作権関係条約加盟国一覧
〔付録2〕主要国の出版業界Webサイト・業界誌
〔付録3〕主なリテラリー・エージェント
〔付録4〕租税条約締約国と税率
〔付録5〕主な国際ブックフェア
〔付録6〕参考文献
あとがき