はじめに 1
第1章 天才画家・山下清 11
日本を代表する素朴画家 11
驚異的な記憶力 15
絵を描くための放浪ではない 18
貼り絵に生かされた虫捕り 21
清の弟子は生涯ただ一人 25
素描画や陶磁器の絵付け作品 28
百貨店を超満員にした清 34
第2章 放浪の果てに 37
新たな放浪への旅立ち 37
姿を消したほんとうの理由 43
徴兵を逃れ、ふたたび放浪へ 46
放浪中は住み込みで働いたことも 50
貼り絵との出会い 53
一躍有名人になった放浪画家 57
「ゴッホなんて知らない」59
全国くまなく歩いた清 63
「もう放浪はしません」 67
どこに行っても見つかる清 70
第3章 素顔の山下清 73
おもしろいことを言うと、みんなが喜ぶ 73
少しならうそはついてもいい 76
辰造と礼子の結婚 80
イタズラ好きな清 85
超がつくほど几帳面な性格 86
人には見せなかった負けず嫌いな一面 89
動物に好かれるニオイがする 90
魚釣りの名人? 93
なんでも試す清の健康法 95
清の最大の楽しみ 100
忘れてならないことは「清に頼め」102
有名人・山下清 103
清の女性観 107
外出するときはベレー帽 110
家族旅行で仕事から逃避 113
大嫌いなサインで命拾い 116
第4章 山下清交遊録 120
映画やテレビドラマ化に戸惑う 120
テレビのバラエティーショーに二年間出演 128
山下清を発掘した人たち 130
式場隆三郎先生との出会い 132
「週刊朝日」で徳川夢声氏と対談 134
芸術家から見た人間・山下清 139
「絵が売れればゴッホも死ななかった」143
ゴッホとの共通点 146
ゴッホに涙? 151
山下清の絵にすくわれた人たち 152
第5章 晩年の山下清芸術 156
ヨーロッパへのスケッチ旅行 156
キャンバスにおさまらなかった大作 160
ライフワークとしての『東海道五十三次』161
最期のことば 166
再評価される『東海道五十三次』171
第6章 次代に伝える山下清の作品 175
教育の現場に役立つ 175
全国各地を放浪する遺作 178
表面化した贋作問題 179
次代にひきつぐための修復作業 187
おわりに 191
山下清の年譜と主な作品 193