大人たちのいい関係に包まれて育つ子どもたちは幸せです。
「職場のチーム力(同僚性)を高めること」は、保育の現場の要です。子ども理解を深め、実践の質を高めるために、また、何か問題が起きたときにも、求められるのは「チーム力」です。そして、そのためには、職員全体のコミュニケーション力を高めて、自ら考えられる人、柔軟な思考の人、共感力の豊かな人を育てることが課題となっています。
(「はじめに」より 編集委員会)
チーム力作りに「特効薬」はありません。
この本は、理論書でも、ハウツー本でもありません。「これさえやったら解決する」という特効薬みたいなアイディアのご紹介でもありません。むしろ、ちょっとした発想の転換や、小さな試みを実際に現場の職員がこつこつ積み上げてきた、「記録」に近いものといえるかもしれません……(中略)。
この本には、そんな小さな試みをはじめ、ワークやトレーニングを実際にやってみた武蔵野市の保育園やこども園の職員の声が詰まっています。まずは一つだけ、あなたの園でできそうなワークを選んでみてください。うまくいったら、もう一つ。小さな積み重ねが、強いチームの礎になるはずです。
(「終わりに」より 新保庄三)