序 章 脳神経科学の歩み
PETでなにがわかるか
第1章 神経系の構造と進化
動く脊髄、動かぬ脳
「海馬」の名の由来
ヒトにおける脳と知の共進化
福山型先天性筋ジストロフィー:糖鎖とαジストログリカノパチー
第2章 細 胞
シナプスの最初の電子顕微鏡像
Tau蛋白発見の歴史
軸索の膨れ:赤玉とトルピード
田崎一二氏と跳躍伝導
神経頻回刺激とダークニューロン
脳血管周囲腔とその開大
血液脳関門
多発性硬化症とは?
シャルコー-マリー-トゥース病の混乱
カドヘリン発見のいきさつ
幹細胞
第3章 神経系の細胞の分化
「Sonic hedgehog」の名の由来
マトリックス細胞のエレベータ運動
リーラーマウス、ヨタリマウスの臨床症状
セマフォリン受容体発見秘話:発見した分子に名前を付けることの重要さ
Thomas M. Jessell
アルツハイマー病の最初の2症例の標本が発見された
第4章 神経細胞の機能分子と細胞間相互作用
tPAは脳血管障害の治療薬になるか
ラスムッセン脳炎とは?
イオンチャネル病
日本人研究者によるCa²+研究への貢献の歴史
Calcium-induced calcium release発見のいきさつ
リアノジン受容体と悪性高熱症、セントラルコア病
蛋白質リン酸化の重要性
低分子量G蛋白質
塚原仲晃氏とシナプス可塑性
神経成長因子などの発見
痛みを感じない症候群
第5章 システムの構造と機能
BOLDの原理
針筋電図をはじめて記録した人は誰か?
Bergerの最初のEEG記録
位相の逆転と臨床的意義
経頭蓋磁気刺激法の言語機能解明への応用
運動ニューロン病
ワルテンベルグの業績
姿勢と歩行異常
楢林博太郎氏と神クリ
オンディーヌの呪い
閉じこめ症候群とは?
第6章 認知機能の神経機構
サルにも色盲はある!
ヒトの聴覚障害
コウモリのエコーロケーション
Attentionとは
視覚空間と聴覚空間の対応
カプサイシンとその受容体
変な臭いの症候群
味気ない話
アイ・プロジェクトの展開:チンパンジーにことばを教える研究の今日的意義
ブローカ以前の言葉の障害