美しい球晶(高分子結晶)の世界。高分子材料の偏光の特徴は、岩石の場合と異なり、配向により様々な複屈折現象を示すことである。偏光顕微鏡は、高分子物質の微細構造の研究に、高性能、高機能ポリマーとして期待される液晶高分子の研究に欠かせない手段となってる。
本書は、高分子物質について、複屈折の正負の判定、複屈折度の測定法など、偏光顕微鏡の取り扱い方を分かりやすく解説し、さらに、PP、PE、PEAなど基本的な材料ごとに、球晶の観察、配向解析、液晶の物性研究など豊富な実例で紹介する。高分子の開発・研究に携わる、技術者・研究者、特に初心者に必携の一書。