はじめに
Ⅰ
義経の東アジア
はしがき 墓前のお目汚し
第一章 義経の時代の東アジア情勢
義経と同い年の男
二つの中国—宋と金
日宋貿易の商品
ゼニがでまわったわけ
第二章 義経登場前夜の日本
中世のはじまりはいつか
京の権力闘争の変容
少年・義経は奥州平泉にいたのか
平泉の形成と義経
瀬戸内転戦、そして悲劇へ
第三章 源平合戦の国際性
西の平家、東の源氏
動乱の治承四年
仏教界の新風
無常観と軍記
もし宋が滅びていたら・・・
第四章 武士道と義経伝説
武士とはなんぞや?
「武士道」について—新渡戸稲造・三島由紀夫・大塩平八郎
京都から東京へ
新説鎌倉武士—踊る義経捜査線
義満の東アジア
略年表
参考文献
Ⅱ
異境の表象
留学の歴史/道元の体験/儒者から志士へ
朱子学事始—武士の理想像の変容
寝殿造から書院造へ/東福寺—歴史の証人/円爾・後醍醐の意図せざる業績/正成神格化と明治維新/朱子学を武士が学ぶと・・・
Ⅲ
開かれた日本思想史学へ
部外者からの提言/「日本」について/「思想」について/「史学」について
歴史を開かれたものに
ソクラテスの弁明/「日本」とは何か/「歴史」とは何か/時代の壁を越えて
初出一覧