◇プロローグ
最終氷河期からの出発/日本列島という名の方舟─ヤマサチヒコとウミサチヒコ/定住する狩猟採集民──風土と住み分け/米や麦喰うヒトの渡来──ヒトの神/エミシの末裔アイヌ民族──神とヒト
◇Ⅰ 北海道に住みついた縄文人
環境──土・森・火山・海・気候・生活と資源/暮らし/女たち/男たち/子供の遊び、そうして老人/知の根源/知と想念/言葉と道具/道具の進化/知の根源:宇宙(太陽-月-星-空間)・自然(物質-生物-四季の景色と生物の生態-知の奥行)/知と暮らし─その結実
◇Ⅱ 魂のかたち
ストーンサークル(森町鷲ノ木遺跡)/足形付土版カード(函館市垣ノ島遺跡)/朱色の櫛(恵庭市カリンバ遺跡)/線刻模様の食器/土偶/住居
◇Ⅲ 縄文の都市──青森三内丸山
原初の都市風景/公の精神と地の神/盛土の中の博物館と祭り/交流の宴/エピローグ──あとがきにかえて