【夏に思う。】
――「おれは死にとうないから、だれか行って死ね、とは、よう言わん」――
ゲバラが広島に立った日/永遠の怪童は夏に悔いた/偏愛の自由を守るのだ/民主主義RFC 『闘争の倫理』ダイジェスト版の公開に寄せて/「びったびた」のスケボー愛/他者への共感こそ必要/見なくてよかったキノコ雲/てんで相手にならんよ。/下着は自分で。/戦時下の沖縄県知事と「位高き者」の覚悟。
【感傷ノート 2025―2024】
――死の3日前、ふたりは電話で語り合っている。話題は「タックル」であった。――
末富鞆音 欠かさず書いて、静かに去った。/柔らかな眼差しで本質を射抜く―賀川浩さんを偲んで。/田中克己 テントの怪人。/北の富士 世を魅了した自分らしさ/小林深緑郎 いくつになっても天使であった。/友情と尊敬―追悼・鈴木次男氏/土屋俊明 熱く、正しく、美しく。/笠谷幸生 負けが深みを生んだ/小澤征爾 元ラガーマンの指揮者/バリー・ジョン 27歳、絶頂に去った天才。/JPR・ウィリアムズ 血だるまの整形外科医。/マリオ・ザガロがもたらしたカナリア色のエゴの共存。/庭球の地、能登の記憶
【感傷ノート 2023―2021】
――孤独を楽しみ、孤独から救われる。そんな場所はないよりあったほうがいい。――
接戦こそ快勝―迫田采配/松村達雄 走ってよし演じてよし、名優が醸す味/断ち切られた青春の無念/東京の人、トラに酔う/追悼・蒲原忠正 肩砕けてもタックル/さらば、駅前の快音よ/中西太は、太かった。/ふんわり浮いて世界を変えた。/門田博光 ホームランという人生/古関裕而 永遠の旋律、万人の記憶/ペレこそが王様だった。/小笠原博 地獄でも生き抜く人、天国へ。/劣等感のないスポーツ 追悼・桑原寛樹/野球を背中で見た男 岡田正泰の残像。/トンガ火山噴火とラグビー選手の記憶。/日比野弘 称賛を求めず尊敬に包まれる。/日比野弘と児玉隆也 1950年代、東伏見での邂逅/譲らなかった必勝の芯。名将・古葉竹識を悼む。/ジェリー藤尾 ケンカ少年の青春/奥田精一郎 叱るより、ささやけ。/野球で久々の「安心」/中澤哲 なだれ込まれて、よし。/記憶は、バオバブのごとく。/安田猛 忘れ得ぬ独自フォーム/マラドーナはそこにいた。
【感傷ノート 2020】
――老人と少年を除けば、さえぎる存在は見当たらない。だから遠くへ、遠くへ蹴る。わかる。気持ちが。――
「感染」の年に気づいた/熱き冷徹―追悼・木内幸男/福嶋一雄 「土」を逸話にした男/スタジアムとラジオ/あの日の表彰台から/逃げ馬が本当に逃げたので。/『ナンバー17』があってよかった。/自分で蹴って自分で拾う/野村克也 名士唯一の安息の地
【感傷ノート 2019―2014】
――「そしたらさ。みんな中央線に乗ってクニタチ行っちゃったんだよ」――
秋野豊 盟友の死、無駄にしない/寺山修司が書いた競馬と人の間には。/ハンド厳格化と橋本治のサッカー論。/異色のラグビー選手、海へ/衣笠祥雄は、恩人を忘れなかった。/キース・マードック 一瞬の粗暴。永遠の潔癖。/加藤廣志 本物の名将は、選手を私物化しない。/阪神園芸は猛虎の誇り。/不滅の銀メダリスト山中毅、死す。/千代の富士には「威」の字が似合った。/アリには地球のすべてが街だった。/ラグビーは心に棲む。/野坂昭如 多才の作家が愛した青春の蹉跌/北の湖敏満とニッポンの記憶。/井澤義明 下から見た人。/国立競技場「最後の日」の感傷。
【魂の隊列】
――六対三。普段ならおとなしいラグビーの観客が芝の上めがけて飛び出した。――
六対三
【あとがき】
ただ、そうしたかった。