「なぜ生きるのか?」「人生の意味とは何か?」
幼少期からこの根源的な問いを探し求めた著者は1980年、21日間にわたる苦行の末、宇宙の究極の真理「TAO(タオ)」を体験し、荘厳な悟りを得ました。40年以上にわたり、「脳呼吸」や「脳教育」など、その悟りを人々に伝えるためのトレーニング法を開発してきた著者が、満を持して放つ本書。
本書は、著者がこれまで書いた数々の本の中で、最も深く、最もダイレクトにその「TAO」を扱う、まさに悟りと教えの核心中の核心です。
◆ TAO(タオ)とは何か?
TAOとは何でしょうか。それは漢字で「道」と書き、究極の真理、生命の実体、そしてスピリチュアルな探求者が求め続けてきた「完全なワンネス(一つになること)」を意味します。宇宙万物の背後に流れ、すべてが一つに戻っていく究極の全体性です。
しかし著者は、「概念や知識でタオを理解することには関心がない」と断言します。本書の焦点は、ただ一つ。「どうすればタオを感じ、タオと一つになれるのか?」
タオを知るためには、言葉や知識ではなく、タオのリズムと流れを感じる「生命の感覚」を体で覚えることが必要なのです。
◆タオに至る「魂の勉強法」
本書は、魂の成長と完成という最終目的地に至るための、明確な地図と実践法を提示します。その旅の出発点は、人生の根本的な真実を自覚することです。人生は苦に満ち(苦)、すべては移り変わり(無常)、固定化された「私」はいない(無我)。この普遍的な真実を受け入れることから、真の自分(魂)と出会う道が始まります。そして本書の核心となるのが、タオを体得し「タオライフ(タオの人生)」を実践するための「3つの勉強」です。
1. 原理勉強(意識の変化)
人生と宇宙の普遍の知恵(タオの原理)を自覚します。
2. 修行勉強(エネルギーの変化)
原理を体で体験し、心を磨きます。五感を止める「止感」や呼吸を整える「調息」などを通して、タオの感覚を研ぎ澄まします。
3. 生活勉強(行動の変化)
悟りを観念で終わらせず、社会の中で実践し、現実化します。
◆人生の主人となる道
この「タオの目」を開くことで、私たちは現象の向こうにある実体を見る「心眼」を得ることができます。すると、健康、性、金、名誉、そして死といった、誰もが執着しがちな人生の5つの問題に振り回されることなく、その主人として活用する道が見えてきます。
本書で紹介される道は、著者の個人的な体験と、韓国の伝統的な仙道に根ざしています。私たち人間の体には、タオを感じ、見ることのできる「完全なタオの感覚とシステム」が元々内在しているのです。この内なる旅は、あなたが自分自身を信じ、生命エネルギーを活用して、人生を芸術のように創造していく道です。本書は、その情熱を魂に吹き込む、力強いガイドとなるでしょう。