• 発売日:2025/07/31
  • 出版社:松本工房
  • ISBN:9784910067285
通常価格 1,980 円(税込)
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商品説明
大阪大学文学研究科アート・メディア論研究室が発行する本誌『Arts and Media』は、アートとメディアの原初の関係に改めて注目し、芸術をもう一度、情報伝達の手段として見てみたい、そんな熱望から生まれた雑誌である。あるいは逆に、現在、情報伝達のツールとして生まれ、活用されている様々な手段が、今まさにアートへと変貌しつつあるその瞬間を切り取ってみたい。
収録される論考は、映画や写真、絵画、建築、文学、マンガ、新聞・ラジオ、演劇、博物館学などなど、実に多彩だ。この「祝祭的な混沌」が生み出すジャンル不明性こそは、ただ本研究室にのみ醸成可能な知的テンションであると自負するものである。
遺伝子の多様性が生命の安全装置として機能するように、我々は文化の多様性を保つことこそが、現代社会に対するある種のセーフティネットになるものと心から信じている。 文だの理だのといった狭隘な専門跼蹐の殻を打ち破り、百学連環の知の饗宴をとくと愉しんでいただきたい。
編集長 桑木野幸司
目次
[巻頭言]
桑木野幸司

[巻頭特集]メディア考古学 in Japan
福島可奈子|はじめに
佐藤 洋|モノを信じすぎてはいけない、声を信じすぎてもいけない──アマチュア映画の研究について
山端健志|新発見の紙フィルム映画「月星フィルム」の印刷と録音について
かねひさ和哉|フライシャーと私
福島可奈子|忘れられた小箱のなかの私的イメージ──キノーラとタキシフォート
松本夏樹|印刷メディアと象形文字の大いなる業

[論文]
鈴木聖子|音楽芸能の記録における音と映像の関係──日本ビクターの音響映像メディアのアンソロジー(後編)
小池陽香|欧州評議会美術展──共通アイデンティティ創出のための展覧会
金 蘊灵|宝塚『虹のオルゴール工場』のマンガ化における物語の変容──一九七〇年代宝塚の性格変化に照らして
城 直子|都市空間におけるあいまいさ──交易路にサードプレイスは存在するのか
李 依茗|是枝裕和の映画作品における身振りの意味作用──『万引き家族』を中心に
北島 拓|近代化産業遺産におけるローカルな音楽実践とノスタルジア──名村造船所跡地を活用した市民向けイベントを事例に
片岡浪秀|放送界と石井光次郎(占領期~戦後篇)──NHK会長人事への介入と朝日新聞の目論見

[研究ノート]
秋田奈美|メディアミックス作品の概念モデル作成の手法検討──『ヒプノシスマイク Division Rap Battle』を例に
大槻陽香|表現ジャンルとしての絵本の特質研究──ミロコマチコはなぜ絵本作家になりたかったのか

[インタビュー]
中村莉菜|映画と戯れ、映画を広げる人:井戸沼紀美インタビュー
奥野晶子|コンクリート・ポエトリーの系譜:砂田千磨氏インタビュー

[エッセイ]
城 直子|みえない暴力と連鎖──映画『ガス燈』とガスライティング

[教員研究動向]
東 志保|シネマ・ヴェリテの源流としてのケベックのドキュメンタリー映画
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