★書評&紹介掲載情報★
2025-10-20「品川経済新聞」
田中優子さん推薦!(江戸文化研究者、元法政大学総長)
「これは、私の日々だ。あなたの日々かも知れない。
今まで言葉にもしなかった風景、人、通り過ぎる気持ち。
この本を手に取って、何人もがつぶやくだろう。
私も、書いて、みようか、と。世界が変わるから。」
第1詩集。
通勤路で目にする草花、オフィスで交わす何気ない言葉、リモートワーク中のふとした仕草。
夕立にけぶるビル街、駅に満ちる人波、ふと胸をかすめるあの日の記憶――。
ビジネスの現場で日々奮闘しながら、都市に生きる私たちが見落としがちな日常のかけら。
その一つひとつを、掌編小説のように、あるいは散文詩のように、優しく、繊細にすくい取った、36の物語。
静かに心に灯をともす、都会の日常への小さなオマージュ。