神道夢想流杖術は400年に亘り、現在までも伝承されてきている武術の一つである。
流祖夢想権之助勝吉は神道流剣術の免許皆伝者であり、剣術においても相当の使い手であったと聞く。
当時時代を同じくして、剣豪として全国に名を知られた宮本武蔵の存在があり、夢想権之助は宮本武蔵と戦うが、武蔵の二刀流にはまり破れてしまう。そこで権之助は何とかこの武蔵の二刀流を破らんと山に籠り、修行を重ね丸木の棒で戦う杖術をあみだし、再度武蔵と戦い、相打ちであったが権之助は武蔵の二刀流を破った男と言われている。古い武術ではあるが、現代までに通ずるものがあり世界にも多くの修行者が存在する。本書はこの神道夢想流杖術の伝承に触れ、形稽古から学ぶものを解説している、
改訂版では特に基礎となる部分、基本の形についてまた形の解説についも書き加えを行った。
本改訂版が神道夢想流杖術を学ぶ方々に少しでも参考になれば幸いである。
本書は2016年9月に発行された『神道夢想流杖術 伝承 ─形から学ぶもの─』を大幅に加筆・修正したものです。