養神館合気道設立者、故・塩田剛三氏に師事したイスラエル人合気道家(七段)ガディエル・ショアが合気道を題材に執筆した小説『Skill』を、大幅な加筆の上で翻訳・再編集した第4巻。
未来の合気道学校で修行をする心優しき少年ジュロームは、合気道開祖、植芝盛平翁が体現した「神技」を再現することを課され、激しい修行を行っていた。
ある日、ジュロームと相棒のマックスは、合気道学校の創立記念大会でデモンストレーションをするように言い渡される。ジュロームは30階建てのビルの屋上から飛び降りるスタント「自由落下(シュートリーブル)」への挑戦を命じられ、マックスは刀と薙刀を使った古武術の演武でイーブ校長の相手を務めることになる。
訳も分からずにスタントの訓練に挑むジュローム。やがて、それが深いところで合気道の極意と繋がっていることを知り、自分の内側にある生命の根源を垣間見る。
大会を目前にして、ジュロームとマックスは、大会の開催に乗じて自由の身になるための計画を練るが……。
目次
1.生死を賭けたスタント
2.空中遊泳入門
3.時間の価値
4.新しい約束
5.Last Thanks
6.彼の名は
7.廻天する世界
エピローグ