はじめに
Ⅰ.総論:病態とは管腔壁の異常と流れの障害である
1 病気の構造とは
1)医療の構造
2)医療における2つの視点
3)看護につながる病気のとらえ方 ほか
2 器官レベルに注目する
1)個体における器官とは
2)器官レベルからとらえるための視点
➀役割 ②通過臓器 ③内腔の内容 ➃入口・出口 ⑤調節機構
⑥防御機構 ⑦管腔壁に生じる異常➊運動の異常 ➋腫脹 ➌欠損 ➍増殖(腫瘍)
Ⅱ. 各論:器官レベルから病態をとらえる
1. 消化器官の機能・構造・病態(潰瘍性病変/腫瘍性病変/炎症性疾患 ほか)
2. 循環器官の機能・構造・病態(高血圧症/心不全/糖尿病)
3. 呼吸器官の機能・構造・病態(気管支喘息/肺炎/肺癌 ほか)
4. 泌尿器官の機能・構造・病態(尿量の変化/血尿/糸球体腎炎 ほか)
5. 生殖器官の機能・構造・病態(細菌感染症/子宮頸癌/卵巣嚢腫 ほか)
6. 統合器官の機能・構造・病態(糖尿病網膜症/末梢神経障害/認知症 ほか)
各論のまとめとして――糖尿病を例に
「器官レベルでの病態の把握」連載によせて――薄井坦子
あとがき
索引