結末は……法廷で巻き起こるさまざまな人間模様。注目の裁判劇!
母は我が子の前では強くなくてはならない。
強さとは、本当の愛の深さのこと。
人との繋がりが奈緒の運命を変えていく。
逃亡中に出会った人たちは共存、同調、そして代弁と言う。同じ気持ちを持った人たちがこの物語を一人、二人と駆け巡っていく。その出会いはとても切なく奈緒の心を包んでいった。
虐待はなぜ起きてしまうのか?この課題は永遠に続くのだろうか…
人の心理をつくこの物語は、誰もが心の奥底に秘めている寂しさを登場人物達が語ります。
隠してきた思いを一人で抱え込んで苦しんだ。あなたが伸ばした手を握り返してくれる人が必ず現れる。
希望を持っていればいつかきっと幸せはやってくる。
ラストシーンで奈緒が胸の中でつぐみにかけた言葉は…母としての愛の結晶だった。
全670ページを超える長編の結末は…。
想像してください、もし自分がこの場にいたらと……。
我が子のために何ができますか?どこまで出来るのか?
そんなことを考えながら自分の心の中を探ってみてください。