今回は、弾薬庫化、特定利用空港・港湾などで軍都となっていく西日本の現実を訴える「軍事化される西日本」を特集します。
また、国際プラスチック条約制定が2025年へと先送りされ、トランプ大統領による揺り戻しでふたたび注目の集まる「脱プラスチック社会へ」もあわせてご期待ください。
今号から、井田徹治さん、酒井隆史さんによる新連載2本も始まります。
★特集1 軍事化される西日本
公道を戦車の隊列が走り、迷彩服をきた隊員たちが敬礼をしながら通り過ぎていく。打ち振られる日の丸の旗。新たな軍事基地が次々に計画され、「敵国」を攻撃するためのミサイルが大量に購入される。市街地の上空を飛び交うオスプレイ。異議を申し立てる市民の声は無視され、住民の関係は分断されていく。――非戦をちかった憲法9条を持つ国で、とりわけ西日本の各地で、いま、起きていることだ。
中国を軍事的に「抑止」するというアメリカの戦略に日本が動員されている。沖縄・琉球弧の島々はその最前線に位置づけられ、その補給と訓練の場所として九州が再開発されつつある。
これに対して、各地の住民が、つながりあいながら、声をあげている。
いま何が起きているのか、各地から報告していただき、その意味を考える。
★特集2 脱プラスチック社会へ
春一番の強い風に、プラスチックのゴミが舞っていく。
海辺で、川辺や湖のほとりで、足もとにプラスチックのゴミを見かけないことはない。
私たちのカラダの中、肺や消化器だけでなく、脳にも、胎盤にも、プラスチックが入り込んでいる。
地球がプラスチックに満ちていく。そのたどりつく先を、まだ誰も知らない。
一方で、いま、プラスチックから脱出していくための取り組みが始まっている。
これからの環境と生命、これからの子どもたちのために、脱プラスチックへの議論を始めたい。