■ガザ侵攻2年
イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への軍事侵攻開始から2年。ガザの死者数はこの時点で約6万7000人を超え、その半数近くが民間人で、2万人は子どもとされる。「国境なき医師団」はジェノサイド(集団虐殺)と報告し、国連もそれを認定した。9月の総会では、即時停戦の決議が採択された。9月29日には米トランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相がホワイトハウスで会談し、戦闘終結に向けた「20項目の包括的和平計画」に合意したが、それが和平実現を確実にするものではない。今後も各国は動向を注視し、ガザへの人道支援に全力を傾けるべきだ。
●イスラエルの蛮行に市民・NGOが連帯アクション
ジェノサイドを止めろ
薄井崇友
●トランプ米大統領のガザ「和平計画」で停戦合意
ハマスの人質解放で集団殺戮は止まるのか
先川信一郎
トランプ米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、ガザ「和平計画」を発表した。これを受けてイスラエルとイスラム組織ハマスがエジプトで協議を続け、和平案の第一段階に合意した。イスラエル軍が一部撤退し、残る人質全員が解放されるという。しかし、集団殺戮が止まっても占領は続き、パレスチナ和平への道は不透明だ。