週刊金曜日 2024年 (07月4週目)号 [雑誌]

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週刊金曜日 2024年 (07月4週目)号 [雑誌]
  • 発売日:2024/07/26
  • 出版社:金曜日
  • JAN:4910229340749

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週刊金曜日 2024年 (07月4週目)号 [雑誌]

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商品説明
■2024米大統領選 銃弾が変えた世界

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■虎に翼

「とらつば」の愛称で親しまれているNHKの連続テレビ小説「虎に翼」。主人公の猪爪(のちに佐田)寅子はジェンダー不平等の既存概念に対して「はて?」と疑問を呈し、日本国憲法の人権に関する条項をかみしめる。このドラマの魅力の一つは、一人の女性の一代記として過去をたどるだけの話ではなく、現代に続く社会の問題が示唆されていることだろう。現代を生きる私たちはこのドラマから何をくみ取り、今後につなげていくのか。「虎に翼」をテーマに、さまざまな立場からの考察をしてみたい。

●憲法学者・木村草太さんが解説
「虎に翼」が示す 憲法の魅力とは
聞き手・まとめ 佐藤和雄

「虎に翼」が放映された翌日の4月2日から、その感想をX(旧ツイッター)で細かく伝えている憲法学者がいる。木村草太さんだ。ドラマではどう憲法が描かれているのかを中心に語ってもらった。

●主人公寅子のモデル・三淵嘉子の学んだ明治大学専門部女子部の果たした功績
吉田恵子

ドラマの「明律大学」は明治大学がモデルだ。女性には結婚するまでの「良妻賢母」教育が一般的だった時代に、男性と同じ社会科学を教えるための女子部を開校。女性の法律家を輩出し、その後の法曹界、ひいては社会に貢献した。戦後、短期大学となり現在は閉学したが、この女子部から続く学校の果たした役割・功績は大きい。

●ジェンダー視点に乏しい法曹界
検察官任官「女性枠」に抗った私たち
土井香苗

戦前、女性の法曹の道は弁護士だけだったが、戦後は任官の壁が制度上撤廃され、裁判官や検察官への道も開ける。しかし女性の任官を制限する見えない壁が存在した。司法改革が議論されていた2000年当時、検察官の任官制限の慣例に立ち向かった司法修習生の活動とは。

●「男らしさ」にとらわれる苦しみと解放の描写に注目
男社会に生きる男性たちの意識・無意識
端野真

「虎に翼」はジェンダー不平等を正面から取り上げてはいるが「男女対立」構図ではない。「男らしさ」の規範に無意識のうちに縛られて苦しみを内包する男性の姿も描く。さまざまな男性の登場人物により何を表現しているのかを男性ジェンダー規範の観点から考察する。

●女子は楽? はて? 現役明治大学生が語る
100年前と比べ今は平等な社会になったのか
上田胡桃 山口瑛莉子

主人公寅子が通った「明律大学」のモデルは明治大学。同大学の現役学生はこのドラマを観て何を思うのだろうか。社会問題をジェンダーの視点で考えるゼミに所属する学生に聞いた。
目次
2024米大統領選 銃弾が変えた世界
バイデン撤退ハリス後継でトランプ優勢変わらぬが……●本田雅和

暴力や陰謀論の台頭 民主主義を守れるか●三牧聖子

【特集】「虎に翼」
憲法学者・木村草太さんが解説
「虎に翼」が示す憲法の魅力とは●聞き手・まとめ/佐藤和雄

主人公寅子のモデル 三淵嘉子の学んだ
明治大学専門部女子部の果たした功績●吉田恵子

ジェンダー視点に乏しい法曹界
検察官任官「女性枠」に抗った私たち●土井香苗

「男らしさ」にとらわれる苦しみと解放の描写に注目
男社会に生きる男性たちの意識・無意識●端野 真

「女子は楽?」「はて?」
現役明治大学生が語る 100年前と比べて今は平等な社会になったのか●上田胡桃、山口瑛莉子

岸田政権とは何だったのか 4原発大回帰
エネルギー基本計画見直し 気候危機対策は原発でなく再エネを●吉田明子

原発を永続化させるため基本法を変貌
安全よりも原子力産業の利益優先●大島堅一


きんようアンテナ
水俣病被害者に環境相が「マイク音声オフ」謝罪、再懇談●斎藤靖史
米兵性暴力事件裁判、被告人は無罪主張、沖縄県民の思いは●小川たまか
戦時下の水没犠牲者眠る長生炭鉱「坑口開けよう」集会開催●安田浩一

【提携連載企画】誰が私を拡散したのか28
3アプリで違法画像はびこるそれでも続けた金儲け●Tansa辻麻梨子

新龍中国(67)
書店で感じ取る台湾人の「脱中国」●野嶋 剛

「働く」からいまを見つめる(27)
能登半島地震と都知事選 二つを貫く「公」衰退●竹信三恵子


青木理の温泉という悦楽(28)山陰・鳥取の愉快な湯
河原に掘られた立派な露天湯 「陰」とか「裏」とか馬鹿げた偏見

弁護士任官「どどいつ裁判長」の訴え(中)
裁判官が国を訴える異例の裁判 リベラル派弾圧への「倍返し」だ!●佐藤和雄

きんようカレンダー6月
ニュースチェック●先川信一郎


くらしの泉
【健康】
欧州の研究でわかった、 淡水魚・特にウナギのPFAS汚染●植田武智
【本】
『ジェーンの物語 伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織』●石原 燃
『ガングロ族の最期 ギャル文化の研究』●武田砂鉄
『ロシア文学の教室』●高原 到
【映画】『流麻溝十五号』●田沢竜次
【音楽】『ナイト・レイン』●長利清之
【美術】「Immersive Museum TOKYO vol.3 
印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~」●薄井崇友
【TVドキュメンタリー】●ワタナベ=アキラ


風速計
騙しで強制不妊手術 最高裁「違憲」判決に思う●雨宮処凛


それでもそれでもそれでも(596)●齋藤陽道

8月の原発裁判●脱原発弁護団全国連絡会

さらん日記

凱風快晴ときどき曇り(88)●内田 樹

政治時評●望月衣塑子

経済私考●鷲尾香一

櫂未知子の金曜俳句(172)

肯(うべな)わぬ者からの手紙(63)●山口 泉

松崎菊也 あの人の独り言(45)絵空事/石倉ちょっき

ヒラ社長が行く(274)●植村 隆

読者会から

きんようびのはらっぱで(情報欄)

金曜日から

猫様(102)●想田和弘


言葉の広場
五輪と大谷翔平選手と猛暑の夏
オリンピックは今後開催する必要があるのか
小林多喜二拷殺と構造は同質
検察官適格審査申し立てという主権者の意思表示
大阪地裁判決で法治主義を考える
被爆者たる私は願う
退職代行サービスについて思うこと
えっ!? これでいいの 沖縄全戦没者追悼式
金曜川柳
イラストレーション

論考 沖縄問題を考える

今週の表紙
「虎に翼」ポスター(15ページ)で寅子が着ている法服にはドラマに関連する模様が刺繍されています。こちらも特集企画にあわせた模様を絵にしました。法曹三者のバッジやパンプスはどこに? 探してみてください。(イラストレーション/小春あや)
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