■衆院選2026
どうする日本政治 多党化時代を問う
●選挙・政治アドバイザー久米晃さんインタビュー
奇襲解散の根底に「過信」と「不安」選挙後の自民党は大混乱の可能性
聞き手・まとめ/金本裕司
高市早苗首相が仕掛けた衆議院の「奇襲解散」が2月8日投開票を迎える。自民党で長く選挙対策を担当し、「選挙のプロ」と言われる久米晃・元同党事務局長は今回の解散の根底には、首相の「過信」と政策実行への「不安」があると分析する。選挙はどんな結末を迎え、選挙後には何が待っているのか。
●大阪の出直しW選に見る
維新の背信的な脱法体質
松本創
「身を切る改革」を標榜していた日本維新の会の所属議員が「国保逃れ」をし、吉村洋文代表は約28億円の費用が見込まれる大阪府知事選と大阪市長選のダブル選(2月8日投開票)を仕掛けた。「独り相撲」と批判されながらも三度目の「大阪都構想」挑戦に固執する吉村氏の暴走と、維新の「脱法体質」について、ライターの松本創さんが現地から報告する。
●現行の任命過程に問題あり
「最高裁裁判官の国民審査」の判断基準は
佐藤和雄
最高裁裁判官の仕事ぶりを有権者が知り、「罷免させるべき」と思えば、投票所で×をつけ、×の数が多数を占めれば、その裁判官は罷免される。これが衆議院選挙と同時実施の「最高裁裁判官の国民審査」だ。憲法79条に基づいている。では誰に×をつけるべきか――。この悩ましい問題に、弁護士と研究者でつくる日本民主法律家協会の国民審査プロジェクトチームは、これまで×をつけるべき裁判官とその理由を示してきたが、今回は異なる判断となった。