• 発売日:2024/04/18
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000254762

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四日目の裁判官

四日目の裁判官

通常価格 2,530 円(税込)
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商品説明
「裁判官は良い職業で、三日やったらやめられません。でも四日目には辞めたくなります」それはなぜなのか?裁判官は日々何を考え、何に迷い、何を楽しみ、何を悲しむのか?刺激的な法律論と、ゆるい日常ドタバタ劇の融合!日本を代表するマルチ裁判官OB.加藤新太郎が送る、これまでにない、大満足の裁判官エッセイ集!
目次
 はしがき

第1章 裁判官だって人間だもの
 1 『ひまわり』
 2 ジョークは冗句?
 3 法律家に求められるもの
 4 四日目の裁判官
 5 裁判官の動と静
 6 裁判所の柵の色
 7 「なんて日だ!」
 8 裁判所による政策形成
 9 裁判官、民間企業を覗く
 10 想定外の事態の法令解釈
 11 ソウル、再び
 12 初めての司法試験合格祝賀会
 13 ヘイリー教授の叙勲

第2章 裁判の一塁として――地裁の裁判
 14 契約の解釈
 15 取締役はつらいよ
 16 狡猾な企みとの対決
 17 三宅判事の悩み
 18 言い分の変遷はご法度
 19 判決書の付言
 20 もてた話
 21 漂流する賃料額の争い
 22 釧路勤務時代の追憶
 23 法廷での所見
 24 だまされる裁判官
 25 部総括の意気地
 26 法廷での居眠りと尋問技術

第3章 情と涙の家事事件
 27 幸せになろうよ
 28 幸せになろうよ その2
 29 名古屋家裁のころ
 30 名古屋家裁のころ その2

第4章 法律と理論を料理する――高裁の裁判
 31 エッセイ連載の反響とある和解
 32 患者死亡後の投薬って何?
 33 重要証拠提出のタイミング
 34 審級により結論が異なるのはなぜ?
 35 食い違う地価・賃料の鑑定
 36 書面の遅れと裁判官の心証
 37 さまざまな売買トラブル
 38 真っ当な案件か
 39 こだわり主張の顚末
 40 ある日の高裁民事部
 41 入札談合にどこまで迫るか
 42 書面提出の遅れは致命的
 43 非上場株式の「公正な価格」

第5章 在野の心得――弁護士業のいろは
 44 会社債務を保証した代表者の運命
 45 名誉毀損の応酬という悲劇
 46 できる弁護士のパフォーマンス
 47 士業の振る舞い
 48 二審での頑張り方
 49 フェアな訴訟代理人の勝利
 50 だまされる弁護士
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