• 発売日:2024/12/02
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000286404
通常価格 3,080 円(税込)
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商品説明
〈道長の世〉とイメージされる摂関政治は、「改修された古代政治の到達点」か、「中世的ネットワーク政治の出発点」か? キサキや女房、受領、文人、また同時代の高麗史も視野に、古記録に加えて王朝文学なども活用しつつ、最前線の議論をわかりやすく提示。歴史を考える面白さが詰まった、今後の新たな研究の礎となる一冊。
目次
 刊行にあたって

〈摂関政治〉を考える……………吉川真司

古代政治としての摂関政治……………大津 透

中世政治としての摂関政治……………告井幸男

「后」たちと女房文学……………山本淳子

受領の支配と奉仕……………小原嘉記

高麗前期の統治体制の変容と対外関係……………豊島悠果

《個別テーマをひらく》
内裏という政治空間――内侍所を中心に……………岸 泰子

《個別テーマをひらく》
文人たちの生存戦略……………鈴木 蒼

座談会 摂関期は古代か中世か
 (吉川真司、大津透、告井幸男、山本淳子、小原嘉記、豊島悠果、川尻秋生)

 天皇・母后・摂関年表
 摂関政治期年表
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