• 発売日:2024/07/30
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000616485

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人事と権力

人事と権力

通常価格 2,750 円(税込)
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商品説明
新日銀法で「独立性」を保障された日銀の「民主的統制」とは何なのか。人事の政治任用化はどう作用してきたのか。法改正の議論を再検証し、歴代トップ人事の舞台裏に肉薄。「「事を通じて金融政策をコントロールする」危険性を問題提起する。徹底取材を基にキーマンたちの思惑や行動を活写。権力中枢の力学を明らかにする
目次
  はじめに

 プロローグ

第一章 日銀の独立と総裁人事──「内閣任命」はどう議論されたのか
 「朝合宿」での議論
 存在事由は何か
 当然とされた「内閣人事権」
 「政治の危険性」
 中央銀行研究会のスタート
 憲法六五条と日銀
 問題は国会同意
 予算認可はひとひねり
 「人事権」議論の不足

第二章 エリート主義の終焉──政治主導の波は人事にどう影響したのか
 総裁就任はコーリング
 途中辞任は不可
 国家統治と日銀
 奥が深い人事
 総理は一言「お任せします」
 位置づけ変わる日銀総裁
 総裁のスキャンダル
 異例の中断
 「阿吽の呼吸人事」の否決
 トップ空席

第三章 政治任命化の完成──日銀総裁は権力の代理人なのか
 五年後の再挑戦
 大臣マター
 「私と同じ」が総裁の条件
 黒田総裁誕生
 「共同声明」認める
 野党は抵抗せず
 人事の「場外戦」
 日銀内のチェック・アンド・バランス
 懸念と苦悩
 追い込まれた審議委員
 「選挙の民意」と独立性
 豹変は「サラリーマンだから」?

第四章 リフレ派独占計画──審議委員をめぐる権力闘争はどう展開したのか
 人事でも官邸裏口多用
 要件は「高い見識」
 リフレ派の誤認
 「銀行指定席」めぐる攻防
 人材は経団連から
 「お下げ渡し」人事
 「男気」の岸田、怒る安倍
 政治任命の限界
 リフレ派への不信感
 副総裁は日銀内禅譲

第五章 そして、新総裁は選ばれた──日銀人事はどうあるべきなのか
 人選開始
 OBたちの画策
 「政局になる」日銀人事
 総裁室での密談
 必要なのは博士号と語学力
 「絶対にありませんから」
 遠ざかる「日銀出身者」
 財務省幹部の「図上演習」
 「フレア」をばらまく
 四つのキーワード
 リフレ派の衰退
 新総裁の初仕事

 エピローグ

  注
  主な引用・参考文献
  あとがき
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