Ⅰ 対話
初対面――日常生活をめぐって(鶴見俊輔と)………(一九七六年二月)
留保について
大学について
言葉について
文体について
偽善について
政治について
家庭について
自我について
老年について
教育について
性について
陶酔について
昔話の深層(河合隼雄と)………(一九七六年半)
現代人の心
文学と心理療法
“勘”と“怠け”
「治る」ということ
イメージと連想
日本語の深層
個性と普遍性
just soness
絵本づくり(今江祥智と)………(一九七六年月)
子どものためのうたから子どものためのお話へ
自分の中の子どもを失いたくない
ストーリーは苦手
子どもの頃に読んだ本
絵本を書くきっかけ
醒めたものを書きたい
絵本づくりにどこまでかかわるか
気を付けること――翻訳絵本の場合
絵本からナンセンス教科書へ
絵本のこれから
表現行為と子ども(大江健三郎と)………(一九七六年九月)
子ども時代
作品の中の子ども
宇宙感覚と孤独
マザー・グース訳のメロディー
大人の中の「子ども」
子どものための表現
子どもの想像力
言語表現と全体性
詩的言語の多様性
日本語と詩の言葉(長田弘と)………(一九七七年頃)
詩のあり方をめぐって
「私」の言葉、パブリックな言葉
言葉と言葉の間
言葉の再生にむけて
詩を読むこと つくること――言葉をいかに共有するか(入沢康夫と)………(一九八〇年四月)
「入門」の頃
推敲と改作
詩の生理
詩を姿・形でとらえる
詩が拡散している時代
読む人の立場に立つ
メディアの拡散と言語
ポエジーと無
歌の喪失・根の喪失――同時代の中でいかに歌うか(小室等と)………(一九八〇年一〇月)
多様化した音楽世界
歌の詞が活性化するとき
日本語に対する語感の差
“フォーク”の変化
沖縄の喜納昌吉
言葉と音楽
歌は偉大なきまり文句を作る
孤立しつつある現代詩
詞と詩の分離
“根”をどこに求めるか
言葉の生きた現場
時代を病む
昔の話 今の話(野上彌生子と)………(一九八〇年一一月)
北軽井沢での暮らし
宇宙時代について
言語と文化
戦後の日本語と仕ぐさについて
日本語の将来
これからの仕事
Ⅱ――語り
日本語を生きること………(一九九五─九六年)
日本語の中の断層
日本語の根にある詩的なもの
日本語と普遍言語
詩的なものへの感受性
普遍語への翻訳
書き言葉と話し言葉
公的な言語・私的な言語
どのように言葉を発見するか
Ⅲ――エッセイ
私にとって必要な逸脱………(一九五六年一二月)
一詩人の願い………(一九五七年五月)
自作を語る………(一九五七年七月)
詩へのめざめ………(一九五九年三月)
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谷川さん、二十億光年のはるかなる彼方におられます、俊太郎さん 正津 勉
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