• 発売日:2022/02/18
  • 出版社:KADOKAWA
  • ISBN:9784044005658

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戦時下の大衆文化 統制・拡張・東アジア

戦時下の大衆文化 統制・拡張・東アジア

通常価格 2,750 円(税込)
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  • 発売日:2022/02/18
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商品説明
1940年、日本の大衆文化は空前の隆盛を見せた。「外地」とされた東アジアからは多くの題材が採られ、その一方で、文化の移植・拡張も試みられた。戦争や植民地支配との関係をひも解き、「大衆文化とは何か」をあらためて考える。巻末には、500作品を超える、戦時期の大陸関連書籍・レコードのリストも収録。

【執筆参加者】
劉 建輝、石川 肇、細川周平、山口記弘、秦 剛、大塚英志、前川志織、井上章一、鈴木楓太、高 媛、王 志松

【内容】
序 統制と拡張──戦時下日本文化の力学
第一章 新たなる「大衆文学」の誕生戦争が打破した文学の秩序
第二章 兵隊歌謡─軍服を着た良民を歌う
第三章 日本映画界・永田雅一の十五年戦争
第四章 上海における東宝の映画工作「茶花女」をめぐる映画史の内幕
第五章 満蒙開拓青少年義勇軍とまんが表現の国策動員田河水泡と阪本牙城の事例から
第六章 「外地」における日本製洋菓子の広告戦略─子ども像を手がかりに
第七章 いわゆる「帝冠様式」と中国現代建築史旧満洲、新京の官衙を手がかりに
第八章 戦時下の国民生活と体育・スポーツ
第九章 戦争とツーリズム戦前における日本旅行会の満洲旅行
第十章 「外地」の大衆文化雑誌『女性満洲』に見られるファッション
終章 植民地大衆文化研究とは何か映画「上海の月」とメディアミックス
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