★★★こども家庭庁ほか主催、令和8年度「児童福祉文化賞推薦作品」に選出★★★
「足を失っても、人生は失わないんだ」
義足や車いすとともに生きる5人の姿を描いた、子ども向けノンフィクション
◆小学校4~6年生向き◆
●足を失った5人への取材から生まれた、ノンフィクション
自分の足を失う…。それは、誰にでも起こり得ること。
本書は、年齢も性別も異なる5名へのインタビューから生まれたノンフィクションです。車椅子や大腿義足、下腿義足、股義足とともに生活する5人が、どのようにして現実を受け入れ、どんな生活をしているのか――その真実に迫ります。
障がい者を身近に感じるきっかけになってほしい1冊です。
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切断したときは、もう以前のようにスポーツができないのではないかと不安でした。
でも、走れた。
できないかもしれないと思っていたことが、できた。
それが自信になったんですね。
そうすると自分の気持ちが強くなって、
無理に強がらなくて良くなりました。
気持ちも少しずつ優しくなっていきましたね。
(第4章「でも、走れた。」より)
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義足になったら、出かける範囲がせまくなるんじゃないか。
車いすになったら、配慮される側になるんじゃないか。
そんな思い込みが、取材を通して足を失った人たちのことを「知る」ことで、消えていくのがわかりました。
(「おわりに」より)
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●年齢も性別も仕事も違う、足を失った5人。彼らの思いとは?
・「もっと速く走れるようになりたい」中学2年生で骨肉腫と診断され、足を切断したみなみさん
・「義足は君の財産だよ」生後9か月で右足を膝上から切断し、幼いころから大腿義足を使う柚稀くん
・「自分のことを発信する講演会をしたい」16歳のときの事故で両足を失ったsakiさん
・「でも、走れた」29歳のときに左足のケガで膝下から切断したケイさん
・「仕事の幅が、むしろ広がった」20歳で発症した病気が原因で、31歳で左足を太ももから切断した須川さん
【もくじ】
いろいろな義足 カラーイラスト解説
はじめに
第1章 『義足で』 かなえる夢は、もうない(勅使川原みなみさん)
第2章 パラリンピアンを夢見て(福田柚稀くん)
第3章 足がなくても変わらないよ(sakiさん)
第4章 でも、走れた。(ケイさん)
第5章 義足のイラストレーター(須川まきこさん)
おわりに