エージャナイカと神経衰弱/二つの誕生日を持つ男たち/漱石や子規が転校した理由/英語と漢文の間で/自由民権運動の時代に/熊楠、子規の上京と賄征伐
七人男、東京に揃う/『当世書生気質』と『小説神髄』/学制改革が二葉亭を作家にした/外骨が『頓智協会雑誌』を創刊する/露伴という号の由来と子規の句/『我楽多文庫』と『都の花』/女学生ブームの中で/『露団々』が世に出るまで
大日本帝国憲法発布/紅露時代の幕開け/緑雨の「小説八宗」と熊楠の『珍事評論』/正岡常規、喀血し正岡子規となる/漱石と子規の交流。紅葉・露伴、読売新聞入社/尾崎紅葉と文士劇のはじまり/第三回内国勧業博覧会開催される/獄中の外骨と露伴・漱石の憂鬱
紅葉館熱と東京専門学校文学科の創設/正直正太夫死す/露伴の引っ越し、紅葉の引っ越し/恋愛は神聖か肉交か/驚異の新人、森鴎外/明治二十四年の夏休み/作家志望の若者たち/子規と露伴の出会い/二つの英訳『方丈記』
漱石の「中学改良策」/子規の入社と外骨の出獄/紅葉の覆面小説と『万朝報』の創刊/郡司大尉の千島行きと二つの月ケ瀬紀行/外骨の『文明雑誌』と子規の「文界八つあたり」/北村透谷と『文学界』の「怒れる若者たち」
英文学士・夏目金之助誕生する/外骨の細川家騒動とロンドンの熊楠/正岡子規の「おくのほそ道」紀行/三文字屋金平の『文学者となる法』/内田魯庵と尾崎紅葉をめぐる因縁/紅葉もスランプ、露伴もスランプ/正岡子規の二つの新聞小説
あとがき
ここまでは描きたかった ――文庫版あとがきに代えて
解説
年譜
著書目録