小学生の1年間の学校生活1200時間に対し、放課後の時間は1600時間。
この未来の貴重な「資産」となる時間を、塾や習い事だけで埋めていませんか? なんてもったいない!!
1600時間を「未来への投資をする時間」と考えると、小学生のうちにまず優先してやるべきことは、学校や塾の勉強での認知能力の向上ではなく、社会につながるための人間力=非認知能力をいかに育むか。
この人間力は、自己肯定感や主体性など自分の考えを持ち、自立した個の確立のための「自分軸」とコミュニケーション力など他者と関わるための「社会軸」の二軸からなります。
と言っても難しく考える必要はありません。
基本は子どもたちのやりたい気持ちを信じて、周りの大人たちはそれをサポートすること。
民間学童保育・保育園を広く展開する著者が、多くの子どもたちと接し、キッズコーチと子どもたちのかかわりを通じて学んできたヒントを明かします。
むしろ、忙しい保護者にこそおすすめの楽しみながらできる子育ての提案です。
【目次】
第1章 放課後に「自由な時間」がない子どもたち
第2章 放課後時間が人間力を育てる
第3章 子どもたちの人生を切り開く 「人間力」 とは?
第4章 人間力の育ち方/育み方
第5章 人間力を育てるための実践例
第6章 人間力は日常の遊びでも育つ
第7章 家庭でできる人間力の育み方