日記は書くこと、生きることの基本になる文章表現だ
日記は最も自由で基本的な文章だ。何を書いてもいいし、書くうち自然と文章力がつく。そして小説やエッセイ、評論などさまざまな創作に発展しうる。さらに日記を書く中で人は日常を見つめ直し、それまで気づかなかった自分の感情や世界の魅力も発見できる。SNSで瞬時に文章を発信できるようになった現代、落ち着いてものごとを考えられるメリットもある。人の日記を読んだり読んでもらったりして、他者ともつながれる。つまり日記を書くと文章力もつくし、人間関係も広がるし、内面を見つめ直すこともできる――日記は人生を豊かにする。ウェブ日記から文筆の道に進んだ著者が空前の日記ブームに贈る、待望の日記ガイド。
*本書目次
はじめに
1 日記を書く
日記には何を書いてもいい
日記がいちばん書きやすい
自分の「外」に書くことはある
普通の話が他人には面白い
ちょっとだけ役に立つ部分を入れる
公開するメリットとデメリット
朝に書くか、夜に書くか
書かない日があってもいい
ネタのストックとしての日記
日記を面白くするコツ
日記の効用
AIと日記
2 日記を読む
日記は他人の人生の追体験ツール
日記を読むと元気になる
エッセイと日記
小説と日記
ファン向けコンテンツとしての日記
続けられる日記
蓄積する日記
天に捧げる日記と地を這う日記
身の丈そのままの日記
嘘か本当かわからない日記
転機に書く日記
極限状況で書く日記
3 つながる日記
みんな日記を書いていた頃
日記はつながるためのツールになった
作家の原点としての日記
日記ブームとZINEブームについて
一周回ってリアルのほうが発言しやすくなった
日記のワークショップとは
日記はみんな違ってみんないい
公開する範囲で書く内容は変わる
流されないために日記を書く
あとがき