はじめに(佐藤守弘)
Ⅰ イメージ論の根源
アビ・ヴァールブルク:記憶としてのイメージ(岡本源太)
ヴァルター・ベンヤミン:「イメージ世界」の生成(田邉恵子)
エルンスト・ゴンブリッチ:知的イメージ研究の先駆者(加藤哲弘)
ロラン・バルト:写真は記号なのか?(滝沢明子)
Ⅱ イメージ論の展開
ヴィレム・フルッサー:テクノコードと画像(イメージ)の政治性(結城 円)
ジョン・バージャー:イメージに語らせる(佐藤守弘)
スーザン・ソンタグ:写真は世界に何をもたらしたか(管 啓次郎)
マイケル・フリード:芸術と人格性(甲斐義明)
ロザリンド・クラウス:ノイズへの眼差し(井上康彦)
Ⅲ 人類学との交錯
ハンス・ベルティンク:「イメージ‐メディア‐身体」の人類学的考察(仲間裕子)
W・J・T・ミッチェル:イメージ、画像、欲望(松谷容作)
ホルスト・ブレーデカンプ:美術史からイメージの歴史科学へ(坂本泰宏)
デイヴィッド・フリードバーグ:イメージに対する人の反応とその普遍性(深谷訓子)
ティム・インゴルド:「生=線」の生態学的人類学(柳澤田実)
Ⅳ 美術史の更新
リンダ・ノックリン:フェミニズムの視点から美術史をとらえ直す(北原 恵)
ノーマン・ブライソン:タイムリープするイメージと眼差しの力学(藤原貞朗)
ヴィクトル・I・ストイキツァ:美的境界の攪乱と侵犯(松原知生)
ジョナサン・クレーリー:注意の系譜学から焦土化する後期資本主義批判へ(石谷治寛)
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン:「窓」から「扉」へ(橋本一径)
Ⅴ イメージの洪水に抗して
カジャ・シルヴァーマン:横溢するアナロジーと「液体的知性」(松井裕美)
アラン・セクーラ:アーカイヴと海(番場 俊)
メアリー・アン・ドーン:モダニティにおけるイメージの理論と実践(増田展大)
ジェフリー・バッチェン:写真の差異と反復を考えること(前川 修)
レフ・マノヴィッチ:ニューメディアの地図作成法の発明者(きりとりめでる)
イメージ論の地図のための覚書:複数のヴィジュアル・スタディーズ(前川 修)