イスラームからつなぐ5 権力とネットワーク

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イスラームからつなぐ5 権力とネットワーク

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水平的コネクティビティを発揮してネットワークを築き、拡大した歴史を持つイスラーム文明。しかし、拡大の過程で、共同体のなかに垂直的な権力関係が生まれ、国家という形態になった。国家を始めとする権力関係が信頼構築で生まれたネットワークとどうかかわるのか、多様な地域を歴史のなかで論じる。
目次
総論  権力、コネクティビティ、ネットワーク(近藤信彰)

第Ⅰ部 国家体系とイスラーム共同体

第1章 国家間のつながりを考える
――イスラーム国家体系再論(近藤信彰)
第2章 イエメン・ラスール朝とラバ
――モノをめぐる王権とネットワーク(馬場多聞)
第3章 近世南アジア支配層の宗教横断的なつながり(太田信宏)
――ムガル皇帝とマイスール王
第4章 近代オスマン法学と立憲的カリフ制(藤波伸嘉)

第Ⅱ部 オスマン的秩序から近代国家体系へ

第5章 オスマン帝国のアフドナーメと国家体系
――近世初期の対ヨーロッパ関係(堀井 優)
第6章 帝国の内と外の間
――オスマン帝国の「附庸国」再考(黛 秋津)
第7章 アフドナーメから通商条約へ――18世紀におけるオスマン外交文書の変容(松井真子)
第8章 アラビア語国際法学における国際法の基礎づけ(沖 祐太郎)

第Ⅲ部 帝国とコネクティビティ

第9章 オスマン帝国のウラマー
――職階制と血縁・地縁的結合(秋葉 淳)
第10章 ムガル帝国における人的統合
――マンサブ制度の人事と俸給(真下裕之)
第11章 重なる紐帯、移ろう信頼――ロシア帝政末期アストラハンのムスリム社会(長縄宣博)
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