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ゴミが作りだす社会

ゴミが作りだす社会

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商品説明
廃棄物処理の先進都市として知られるインドネシア・スラバヤ市。ポストスハルト体制という社会的背景のもと、同市では市場化と住民参加による試行錯誤の末、ゴミ問題は解消していった。本書は、著者による参与観察をとおして、まがりなりにもうまくいっているゴミ処理インフラの成り立ちを明らかにし、そこに誰もが想定しないテクノロジーの可能性を見出していく、ユニークな人類学的研究。
目次
はじめに

序章 廃棄物処理と現代インドネシアの民族誌
1 インフラストラクチャーの人類学
2 廃棄物の社会科学と「ゴミ」の複雑性
3 廃棄物処理インフラの民族誌と本書の問い
4 現代インドネシアの民族誌
5 各章の概要

第1章 スラバヤにおける廃棄物処理インフラ
1 調査地の概要
2 スラバヤにおける廃棄物処理の歩み
3 二重のインフォーマリティ――収集人とプムルン

第2章 民主化とゴミ問題の登場
1 ゴミ問題の発生――インフラの機能不全
2 ゴミ問題の構造――複数の問題の絡まり合い

第3章 市場化の隠れた機能
1 日系企業の開発プロジェクトの事例
2 純粋な市場化の課題――ゴミの混合性
3 埋立処分場の民営化の事例
4 不透明な市場化の効果――分離による問題の安定化

第4章 住民参加型開発の登場
1 「住民」概念の系譜――開発の対象から権利の主体へ
2 キーファクターとしての環境NGO
3 スラバヤにおける環境NGO

第5章 住民参加のパラドックス
1 住民参加のテクノロジー――絶えざる発明と増殖
2 環境コンテスト――住民参加の「劇場」
3 住民参加の「成功」と専門家による批判

終 章 ゴミが作りだす社会
1 3つの廃棄物処理
2 ゴミ問題に内在する複数性
3 社会とインフラの「分散」

おわりに
用語集
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