「我が通る道には、草も生えない」。地平線から現れた恐怖の征服王、その正体とは?
ゲルマン人の大移動は、なぜ起こったのか? そしてそれが、なぜ西ローマ帝国崩壊につながったのか? 誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第15弾は、大好評「3か月でマスターするMOOK世界史」第一章「アジアから考えるローマ帝国」の著者が執筆。4世紀後半から5世紀半ばにかけて起こった遊牧騎馬民族フン人の西進と、その王アッティラの帝国がもたらしたものとは何か。スキタイ・匈奴とのつながりから、東西ローマ帝国との関係、ゲルマン人の支配まで、長くヨーロッパ人の記憶に刻み込まれた「恐怖」の実態を探る。
[事件の全容]
第1章 フン人の出現によって、西ユーラシアの政治地図は塗り替えられた
[事件の歴史的・宗教的背景]
第2章 フン人の国家は、どのように遊牧国家の伝統を引き継いだのか?
[同時代へのインパクト]
第3章 ローマ帝国の滅亡に、フン人はどのように関係したのか?
[後世に与えた影響]
第4章 ゲルマン人は、どのような影響をフン人から受けていたのか?