●中学校・高等学校で学ぶ化学の体系(理論化学・無機化学・有機化学・高分子化学)をベースとしながら、医学・看護に必要な学習内容を重点的に記述しています。第8版では、中学校・高等学校の新学習指導要領に対応した改訂を行いました。また、巻末資料として、「物理学の基礎知識」を設け、看護に必要な物理学の知識をコンパクトにまとめました。
●「序:化学の基礎知識」では、中学校・高等学校で学んだ基礎的な化学用語を網羅的に復習できる構成としました。元素記号・原子・分子の書きあらわし方と読み方、pH、温度、%濃度の計算といった基本がおさらいできます。章末の穴埋め問題で知識の確認ができます。
●第1部では、気体の圧力や溶液の濃度など、医療に直結する内容について、実践的な例題を解きながら学ぶことができます。
●第2部では化学反応、酸化還元、反応速度、酸塩基平衡などについて、身のまわりの反応や生理学・生化学・臨床検査で扱われる反応を取り上げながら、実感をもって学べるようになっています。パルスオキシメータやMRI、血糖測定、透析など、医療機器の話題も多く取り上げています。
●第3部の無機化学では、生体元素や環境汚染、中毒、医薬品、生活用品に関係する物質を中心に取り上げ、興味をもって読み進められるようになっています。有機化学・高分子化学は、薬理学や栄養学、生化学で扱われる物質を積極的に取り上げ、専門基礎科目や専門科目につながる内容構成としました。