白熱の対談録――二人の知性が示す「仕事の原理原則」
生成AIがスキルを代替する時代、人間の役割を問い直す
本書は、知的生産のプロセスである「入力(インプット)」「保存(ストレージ)」「変換(コンバージョン)」「出力(アウトプット)」の各段階における、両氏の思考と実践を紐解きます。
長年の試行錯誤を経てたどり着いた判断基準や原理原則を突き合わせ、言語化が難しい「知的生産のセンス」を体系化。日々の仕事における具体的なアプローチからその哲学まで、余すところなく語り合います。
【著者より】
僕たちが普段の仕事で何をどのようにやっているか。どういうことはしないようにしているか。それはなぜか。山口周さんにしても僕にしても、それなりに紆余曲折を経てきました。知的生産者として試行錯誤してきた挙句にたどり着いたそれぞれの判断基準や原理原則を突き合わせることによって、知的生産のセンスの輪郭を描いてみたいというのが本書の意図です。この本が知的生産に関わる読者の一助となれば幸いです。〈楠木建〉
おそらく、知的生産においても、これからは「その人ならではの魅力的な歪み」が求められることになるのでしょう。芸風とは、その人なりの偏りであり、癖であり、視点の持ち方です。生成AIによって、知的生産のスキルが広く開かれていく時代だからこそ、逆説的に、その人固有のセンスや芸風がより重要になる。私はそう考えています。〈山口周〉