はじめに
序章
英語・数学のその先へ:「徳」を身につけ、未来を設計するファイナンス・マインドの育成
0.1 教科書の執筆に至った経緯
0.2 本書で学ぶ意義
0.3 学習する前に考えてみましょう-
第1章 合理的経済人
道端に落ちている1万円札、あなたは拾う? 合理的経済人の視点から
1.1 合理的経済人のなす効用最大化・利潤最大化
1.2 金は天下の回り物
1.3 限界効用と限界費用
1.4 道端に落ちている紙幣の運命1
第2章 貨幣の時間価値
“今”と“将来”でお金の「価値」は変わる:会計が見落とす時間の視点
2.1 貨幣の時間価値の概念
2.2 預金
2.3 単利と複利
2.4 将来価値
2.5 割引現在価値
2.6 非一定額のキャッシュ・フローの将来価値と割引現在価値
2.7 正味現在価値(NPV) と内部収益率(IRR)
第3章 金利
金利はリスクの表現形式:数字の裏にある経済の構造を読み解こう
3.1 時空を超える意思決定
3.2 資金配分調整機能
3.3 負の金利
3.4 実効金利
第4章 あらゆる金融資産の土台となるアニュイティ
年金・保険・ローンから債券・株式まで。アニュイティの理解なくして、ファイナンスの理解なし
4.1 アニュイティとは何か?
4.2 期末払いアニュイティ
4.3 期首払いアニュイティ
4.4 据え置き型アニュイティ
4.5 パーペチュイティ
4.6 まとめ
第5章 ローン
「ローン」は、ただの「借金」にあらず。ローンの基本類型とその厳密な定義
5.1 ローンとは何か? ファイナンスにおける基本的分類
5.2 アモータイズド・ローン
5.3 元利均等返済型ローンで金利が少し高めのケース
5.4 元利均等返済型ローンの毎期返済額の元本と金利の構成比
5.5 元金均等返済型ローンと返済の頻度
5.6 まとめ
第6章 債券
債券価格と市場金利の間に存在する負の相関関係を見抜こう
6.1 デット・ファイナンス
6.2 債券に関する用語
6.3 債券価格
6.4 債券の割引率(投資家の必要収益率)rd
6.5 満期まで保有する債券
6.6 満期前に売却される債券
第7章 裁定
“Be the FIRST, or There’s No Free Lunch” 0.000001秒を競えるか?
7.1 一物一価の法則
7.2 裁定取引と裁定の定義
7.3 裁定が効いている状況:債券市場
7.4 効率性市場仮説
7.5 道に落ちているお金の運命2
第8章 株式市場とNISA
資産形成をギャンブルや投機にしない選択
8.1 株式投資の基本を理解する意義
8.2 新NISA制度と日本の資産形成:制度の意義と課題
8.3 株式と株式市場
8.4 株主の役割:マレンコ教授のコラム
8.5 市場区分(プライム・スタンダード・グロース)
8.6 株主の価値評価モデルの基礎:配当割引モデル
8.7 PER・PBRなどの相対評価指標
8.8 マーケット・マイクロストラクチャー
8.9 株式取引の基礎:現物売買と空売り
8.10 投資信託・ETF(NISAで買える商品)
8.11 まとめ(会話形式)
8.12 オプション
第9章 リスクとリターン
リスク≠損失、リターン=成果としての収益:Risk Is Not Synonymous with Loss
9.1 宝くじは投資ではないし、実はリスク大!
9.2 リターンの一般概念
9.3 単一資産のリターン
9.4 単一資産のリスク
9.5 ポートフォリオのリターン
9.6 ポートフォリオのリスク
9.7 まとめ
第10章 外国為替市場
グローバル資本の循環を支える枠組み
10.1 名目為替レートの数学的定義
10.2 為替レートの表示形式と市場慣行
10.3 名目為替レートの変動メカニズム
10.4 為替レートとマーケットの反応
10.5 名目為替レートを活用した各種取引戦略
10.6 まとめ
第11章 フィンテック
Fintechが描く新しい経済のフロンティア
11.1 定義
11.2 歴史と背景
11.3 DLT、ブロックチェーン、ビットコイン
11.4 フィンテックが描く次世代金融の姿:決済から資産トークン化へ
おわりに
謝辞
参考文献
索引