第1章 「界隈」の正体 「銀座界隈」から「推し界隈」へ
「#○○界隈」って、そもそも何?
「場所」から「自称ラベル」へ
いま存在している「○○界隈」たち
「界隈」はどう"市民権"を得ていったのか
ファンダムでもファンベースでもない「半歩ズレた存在」
ファンダムは「作品」、ファンベースは「ブランド」、界隈は「テーマ」
「界隈起点」で見ると、マーケティングの景色が変わる
界隈とは「自分の世界の地図」である
第2章 界隈経済圏の形成メカニズム 「小さな共通体験」から「市場シフト」へ
誕生から成長に至る4つのステップ
ステップ(1)きっかけの瞬間─小さな共通体験に「名前」がつけられる
ステップ(2)内輪の熱狂─ナラティブがモノに意味をつける
ステップ(3)熱の拡散─内輪ノリが外側ににじみ出る
ステップ(4)市場シフト─気づけば「当たり前」が書き換わっている
小さな輪が市場を動かすとき、何が起きているのか
第3章 界隈を測る "ざわめき"の聞き方と判断のKPI
界隈ごとの"性格"
まずは「数」より「カーブ」に注目する
「きっかけの瞬間」を測る
「内輪の熱狂」を測る
「熱の拡散」を測る
「市場シフト」を測る
数字の裏側にある人の暮らしと笑いを忘れない
第4章 コミュニティ論から界隈を考察する
人の集まりの「仕組みとしてのまとまり方」
コミュニティ感覚をもたらす4つの要素
メンバーシップ(境界線の共有)
影響力(相互に効き合う力)
ニーズの統合と充足(互いに満たし合う)
感情的つながり(経験と物語の積み重ね)
界隈とコミュニティの違い
界隈は「状況の束」として見るべき
第5章 界隈民からのヒット商品 小さな輪が「定番」をつくるまで
「なんで最近、この商品がやたら並んでるの?」
午後ティー:「甘くない優しさ」が無糖紅茶界隈の日常を乗っ取るまで
オイコス:筋トレ界隈の冷蔵庫を席巻する"白いプロテイン神話"
たまごっち:平成女児界隈の"世話焼きセラピー"
目に優しいグリーンノート:勉強界隈の集中力を支える"黒板ノート"
SALONIA:ドライヤーキャンセル界隈の"めんどくさい"を味方に
界隈発ヒットの共通点は「共感の積み重ね」
第6章 界隈とうまく付き合っている好調企業
ドン・キホーテ:界隈が交差する"雑多の楽園"
アシックス:皇居ラン界隈を支え、海外で「オニツカ」を育てる
YAMAP:登山界隈をみんなで安全にする
第7章 CEP(カテゴリー・エントリー・ポイント)で界隈熱をつかまえる
マーケティングの基本STPの理想と限界
別の角度からマーケティングとブランディングを整理したCEP
ライトユーザーが積み上げる売上の重要性
界隈はCEPを量産してくれる装置
CEPを探すための質問セット「W’s フレームワーク」
第8章 小説「界隈経済圏をCEPで攻略せよ」
第1幕:「勝ちパターンを見つけろ」と言われても
第2幕:数字になる前の兆候
第3幕:短くて正直な言い訳
第4幕:思い出す状況
第5幕:説教しない。あおらない。
第6幕:店頭が「面」で変わり、数字が跳ねる
第7幕:界隈経済圏ビューアー