お米、おいしく食べてますか?
みなさんは、お米を買うとき、どんな基準で選んでいますか。値段? 品種? 生産地? 最近はお米の価格も上がり、なかなか選んでいる余裕もないという方もいるかもしれませんが、逆に多少高くても、いままで買ったことがないお米を購入し、楽しんでいる方も増えているとか。
日本のお米は登録されている品種だけで約1000種ほどあり、主食(ごはん)用としては300種程度が流通しています。「コシヒカリ」「ひとめぼれ」など生産量の多い品種をはじめ、「あきたこまち」「つや姫」など比較的目にすることが多い品種、一般的なスーパーなどではあまり目にしない品種まで、実に多彩。同じ品種でも、生産地や生産者によって、それぞれに特徴があり、味や食感も多種多様。お米の世界は深く豊かに広がっています。
本書では、そんな豊かなお米の世界、お米の沼にどっぷりハマった著者が、お米がもつポテンシャル、魅力を語りつくします。お米についての基礎知識をはじめ、誰でもできる「おいしいごはんの炊き方」、「ごはんをもっとおいしくする道具」の紹介など実践的なノウハウも満載。365日、朝昼晩とお米を食べている著者おすすめの、お米のおいしさを堪能できるメニューの紹介、さらには、お米が私たちの食卓にならぶまでの過程を知ることで、生産者の思いもかみしながら、幸福なごはん時間を楽しむための一冊です!