読み込み中…

極北の海獣

極北の海獣

通常価格 2,970 円(税込)
通常価格 セール価格 2,970 円(税込)
SALE 売り切れ
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
◆川端裕人さん推薦!!◆
絶滅した生きものをめぐって、もはや四散しつつある記憶を掬い上げる。
著者の丁寧な語りは、静謐にして緊密だ。
魅了された読者は、自分自身、その静かな残響の一部となっていることに気づくだろう。
ここに絶滅文学の精髄がある。
(内容紹介)
「滅びたものと相まみえてみたいと、だれもが一度は夢見たのではないだろうか」
18世紀のロシア極東カムチャツカ半島(第1部)、19世紀アラスカ南東部(第2部)、現代フィンランドの自然史博物館(第3部)……300年の時を超えて、今はなき巨大海棲哺乳類ステラーカイギュウをめぐる、史実をもとにした息を呑む冒険譚。
葛藤を抱えその再生に情熱を燃やす人々が、いま歴史を変えるーー。
フィンランドですぐれた新人作家の作品に贈られるヘルシンギン・サノマット文学賞受賞&28言語で刊行のベストセラー。
消滅した世界を悼み、文学が弔う壮大な物語。
日本語版装画:ミロコマチコ
装幀:大倉真一郎
【目次】
第1部 栄光か、破滅かーー1741~〈ロシア極東・カムチャツカ半島〉
第2部 征服ーー1859~〈アラスカ南東部〉
第3部 命あるものたちーー1861、1950、2023〈フィンランド・ヘルシンキ〉
【訳者あとがきより】
登場人物それぞれが、時代によって課された制約の中で、
もがき、苦しみ、苛立ち、また喜びに震える、
その心のありようがいきいきと描き出される。
そして、互いに出会うことはない人々の思いが、
ステラーカイギュウを介して時空を超えて交差するとき、
読む者の胸に深く響く物語が立ち現れる。
(略)どれほど資料を集めても埋めきれないもの、
それは実際にその時代を生きた人々の心の襞であり、
そこを想像の力で補って骨太な作品世界を構築した著者の、
作家としての手腕は確かなものだ。
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品