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超絵解本 すぐそこにせまる脅威 巨大地震

超絵解本 すぐそこにせまる脅威 巨大地震

遠田 晋次 (監修)
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商品説明
南海トラフ地震に首都直下型地震
何を想定し,どう備えるべきか
すぐそこにせまる脅威 巨大地震

あらゆる災害の中で,地震は最もおそろしい現象だといえるかもしれません。地震は発生の予測が非常にむずかしいのが,その理由の一ひとつでしょう。日本は特に地震の頻度が高い国です。近年でも,たびたび大きな地震が発生しています。そして,今後も巨大地震は,また確実に発生すると考えられています。

その中でも発生確率が高いと予想されているのが,「南海トラフ地震」と「首都直下型地震」です。いったい巨大地震とはどのようなメカニズムでおこるのか。具体的にどのような被害が想定されているのか。それに対してどう備えるべきか。

この本は,“地震大国”日本に住む私たちの知るべき情報がつまった一冊です。
目次
1.なぜ日本は地震が多い国なのか
日本では過去に何度も大きな地震がおきている
巨大地震の多くはプレートの境界で発生する
4種類の地震の発生メカニズムのちがい
実態の「マグニチュード」と実感の「震度」
日本各地には数多くの断層が存在する
活断層はどのようにしてみつけるのか
コーヒーブレイク 地震速報は「地震予知」ではない

2.甚大な被害をもたらした「東日本大震災」
「東北地方太平洋沖地震」はなぜおきたのか
プレートどうしの接着の強さが重要になる
まったく想定外の場所が一気に大きくずれ動いた
2段階の津波が大きな被害をもたらした
1か月前から地震の前兆があらわれていた
巨大なアスペリティをどうやってみつけるのか
マグニチュード9となった原因は複数ある?
コーヒーブレイク 地震速報は“空振り”することもある

3.「南海トラフ巨大地震」とはいったい何か
「南海トラフ地震臨時情報」がはじめて発表された!
南海トラフ巨大地震の想定される震源域
南海トラフ巨大地震はいつ発生してもおかしくない
震度6弱以上のゆれが広い範囲でおきる
新幹線並みの速さで押し寄せる津波
非常に広い範囲で複合災害となるおそれも
逆流した川が都市を襲うかもしれない
東海地方で想定される主な被害とは
近畿地方で想定される主な被害とは
四国・九州地方で想定される主な被害とは
コーヒーブレイク ハザードマップで自分の住む地域の特性を知る

4.地形すらも変えてしまった「能登半島地震」
元日に能登半島を襲った巨大地震
大きなゆれが長くつづく「長周期地震動」
土砂くずれが1000か所以上で発生した
3年前からつづいていた群発地震
わずか40秒で断層が一気にずれ動いた
最大4メートルを記録した能登半島の隆起
東京ドーム23個分の流体が地下から上昇した
地震発生から数分後に襲ってきた津波
コーヒーブレイク 災害時に大活躍するロボットたち

5.首都圏でも「直下型巨大地震」はおきる
関東地方にも“地震の巣”は存在する
「関東地震」はくりかえし発生してきた
警戒すべきは関東地震よりも「首都直下型地震」
マグニチュード8.7の地震がおきるかもしれない
多くの死傷者,避難者,帰宅困難者が予想される
古い建物は倒壊してしまうおそれがある
地震による深刻な火災被害も想定される
液状化の影響で火力発電所が運転不能に
ライフラインが深刻なダメージを受ける
道路や鉄道などの交通網が寸断される
港や空港も大きな被害が想定される
建物の耐震化で被害は大きく変わる
地震発生から3分でやるべきこととは
避難前の一行動が,被害の拡大を防ぐ
最低でも3日間はしのげる準備をしておこう

6.地震と連動するかもしれない「富士山噴火」
マグマ噴火は火山ガスの発泡によっておこる
噴火のタイプはマグマの“粘り気”で分けられる
日本には100をこえる活火山が存在する
火山の分布と南海トラフの深い関係
富士山は地震と連動して噴火したことがある?
富士山はいつ噴火してもおかしくない
未来のどこかで必ず「超巨大噴火」は発生する
超巨大噴火発生のメカニズムとは
コーヒーブレイク 海底火山が新しい島を生みだす
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