波動という現象は、はじめて学ぶものにとってはわかりにくいものです。紙の上の図は動きが想像しにくいし、実験はしばしば、あまりにも速すぎて観察が難しい。そこで本書では、身近な表計算ソフトExcelを用いて、そのわかりにくい現象を実際にシミュレーションしながら理解できるよう、やさしく解説しています。
第1篇では、付属のソフトを利用して、実際にシミュレーションしながら波動そのものについてやさしく解説しています。
第2篇では、第1篇で利用したシミュレーションの手軽な作り方を詳しく紹介しています。シミュレーションは、Microsoft Excelを使用して作られています。作り方はきわめて簡単で、大きく言えば次の2つの手法が使われているだけです。
表をグラフ化すること。
表とそのグラフを連続的に書き換えるためのマクロを使用すること。
なお、本書を理解するのにコンピュータ言語に対する深い知識は必要ありません。Excelを日常の単純な表計算に使用している経験があれば十分です。
本書を読んで、実際にシミューレーションしながら波動現象について学んでください。