こぶたのブブコさんが、フライパンをひろいました。
「これでギョーザを焼きましょう」
ブブコさんはエプロンをしめて、ギョーザを作り始めます。
皮で具をつつんで、さあ焼こうと、フライパンを火にかけると・・・・・・。
「火はいらん、火はいらん」
なんと、フライパンがしゃべったんです! そのフライパンは、火ではなくて、怒りのパワーでギョーザを焼くのです。
ちょうど友だちとケンカしたばかりだったブブコさん、「プンプン プリプリ、プンプン プリプリ」と怒りのパワーでギョーザを焼きました。すると、焼き上がったギョーザのおいしいこと! おもわずにっこりしてしまいました。
それからも、怒っている人を見つけてはおいしいギョーザを作りますが、ギョーザのあまりのおいしさに、怒っている人が誰もいなくなってしまい・・・・・・。
さて、町中から怒りがなくなったとき、フライパンはどうやって炎を上げるのでしょうか?
「プンプン プリプリ」のくり返しが楽しく、おもわずギョーザが食べたくなってしまう、大人気のユーモア絵本です。